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SDGs企業の中でも斬新な取り組みを行っている海外事例5選

SDGs

現在、世界中の企業がSDGsに取り組んでいますが、その中でも斬新な発想で目標達成に貢献している海外SDGs企業の事例をご紹介します。

1.「Plastic Bank」〜プラスチックごみを仮想通貨に交換?!

カナダのプラスチックバンク社は、使用済みのプラスチックごみを仮想通貨で買い取って回収し、リサイクルすることで作成したソーシャルプラスチックをメーカーなどに販売するという試みを行っています。これは主にSDGsのゴール14「海の豊かさを守ろう」はもちろん、他の多くの目標達成にも寄与するものです。
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2.「Fairphone」〜カメラも取り替え可能! 環境配慮スマホ

オランダのスマートフォンメーカー・Fairphone社が持続可能なスマートフォンとして販売している『Fairphone』は、本体素材の40%に再生プラスチックが使用されており、部品ごとのカスタマイズが可能です。たとえばカメラだけ高性能なものに交換できるようにすることで、買い替えのサイクルを遅くし、廃棄されるパーツを減らします。主にSDGsのゴール12「つくる責任 つかう責任」に対応した製品です。
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3.「Plastix」〜古くなった漁網を完全リサイクル

大半はプラスチック素材で作られている漁網は、ゴミとして放置されると分解されるまで数百年もの時間がかかり、海洋ゴミでも大きな割合を占めるなど大きな社会問題になっています。デンマークのPlastix社は使用済みの漁網やトロール網を高品質なプラスチック原料にしてリサイクルをする環境保全システムを世界で初めて実現。SDGsのゴール14「海の豊かさを守ろう」などの目標達成に大きく貢献する試みといえます。
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4.「Bird」〜乗り捨て可能なシェア電動キックボード

先進国の交通渋滞・大気汚染を解決する手段として、アメリカのBird社がはじめた電動キックボードのシェアリング事業で、手軽に利用できてどこでも乗り捨てが可能なドックレスサービスが好評で、創業から数年で北米・ヨーロッパなど120都市近くに普及するヒット商品となっています。バッテリーが減っている電動キックボードを見つけて、自宅に持ち帰って充電し、朝までに所定の位置に戻すと報酬がもらえるというもので、お小遣いがほしい一般人が積極的に運営に協力してくれるユニークなシステムも好評で、『Global SDG Award』においてゴール11「住み続けられるまちづくりを」の達成に貢献する最優秀事業にも選ばれました。
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5.「クリスチャン・ハンセン」〜ケニアの植物を守り生産性向上

本ではヨーグルトに革命を起こしたビフィズス菌Bb-12を開発した企業としても有名な、デンマークのバイオサイエンス企業「クリスチャン・ハンセン」は、植物の病気を防ぐ植物防疫製品「Nemix C」を提供することでケニアの農業支援を行い、収穫量大幅アップを達成し、SDGsのゴール2「飢餓をゼロに」ほか多くの目標に貢献しています。「クリスチャン・ハンセン」は他にもさまざまな取り組みを行っており、世界で最も持続可能性の高い100社を選出する「GLOBAL 100」で常にランキング上位に入っているのもうなずける、世界でもトップレベルのSDGs企業です。
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ライタープロフィール

神澤 肇(カンザワ ハジメ)
リボンハーツクリエイティブ株式会社 代表取締役社長

創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。

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