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ケニアの植物を守り生産性向上『クリスチャン・ハンセン』

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カナダのコーポレートナイツ社が、毎年世界で最も持続可能性の高い100社を選出する「GLOBAL 100(Global 100 Most Sustainable Corporations in the World)」というランキングがあります。
ESG投資の重要性が高まるなか、多くの投資家に注目されているこのランキングで、2019年に1位、2020年は2位と安定して高い評価を受けている企業が、デンマークのクリスチャン・ハンセンです。

クリスチャン・ハンセンはBtoBのバイオサイエンス企業で、食品、栄養、製薬、農業の各業界向けに原料を提供しており、日本ではヨーグルトに革命を起こしたビフィズス菌Bb-12を開発した企業としても有名です。
同社は自社のすべての事業とSDGsの関係を分析し、収益の約82%がSDGsに貢献していることを公表しています。

そのクリスチャン・ハンセンがアフリカのケニアで農業支援を開始しています。
植物の病気を防ぐ植物防疫製品「Nemix C」を提供することで収穫量を最大10%増やすことに貢献しながら、農作物への化学農薬の使用削減にも成功しています。
大きく生産性が向上することで飢餓を減少させて、アフリカの発展とデンマークへの輸出の促進も目指しています。
クリスチャン・ハンセンはこの事例をはじめとしたさまざまな事業への取り組みにより、現在世界トップクラスのサステナブル企業として評価されています。

日本の企業、特にBtoB企業は、SDGsへの貢献性について統合報告書にまとめる程度で積極的にアピールしている企業は少ないのが現状です。
日本には優れた企業が数多くあるにも関わらず、「GLOBAL 100」にほとんど入ってこないのもそれが理由のひとつでしょう。
善行は黙ってするもの、という日本人ならではの美徳を守るよりも、世に認知してもらうことでより多くの資金を集め、より社会に貢献する企業の方が評価される時代なのです。
そのために、様々な手段を駆使して自社の社会貢献性を内外にアピールしていくことが大切です。
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