カテゴリー

自社の技術と社会課題を融合し発信「GE Reports」

SDGs

かの発明王・トーマス・エジソンが創業した、世界最大のアメリカの総合電機メーカー「ゼネラル・エレクトリック(以下、GE)」。家電製品はもちろん、航空機のエンジン、ガスタービン、医療機器、再生可能エネルギー、発電事業、照明事業などなど、さまざまな事業を展開している、誰もが知る世界トップの大企業です。
実はそのGEもWEBコンテンツを自社のブランディングに有効活用していることをご存知でしょうか。

GEが運営する「GE Reports」というオウンドメディアでは、GEの従業員とテクノロジーが、どのように地球規模の問題や生活を改善し、革新的な活動を行っているかをWEBコンテンツで発信しています。 記事の例としては、「テクノロジーの組み合わせにより、電力業界の炭素排出量を削減」「気候変動への取り組み:GEがエネルギー転換の課題にどのように立ち向かっているか」など、技術と社会課題を組み合わせつつGEの使命感も読み取れる内容が多く掲載されています。
その中でも、「12月にGEのエンジニアがポーランドの病院に患者モニターを届けるために競争」という記事では、コロナの患者が急増し医療体制が限界のポーランドの病院に1300台の患者モニターを届けた話を紹介。GEの異なる事業部や関連企業からさまざまなエンジニアが集結してアイデアを共有し、協力することで、通常1〜2年かかる製造・納品作業を数週間で達成したとのことで、GEと従業員のファンになってしまいそうな熱いストーリーが楽しめます。

このように世界トップ企業のGEでさえ、企業の社会貢献性を効果的に発信できるWEBコンテンツの重要性を理解し、オウンドメディアを運営しているのです。ニューノーマルで、“つながれない”時代を迎えた今、競合他社との差別化・ブランディングをするためにも、社会課題に対する企業の姿勢をWEBコンテンツでアピールしてみてはいかがでしょうか。

ライタープロフィール

神澤 肇(カンザワ ハジメ)
リボンハーツクリエイティブ株式会社 代表取締役社長

創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。

あなたのおすすめ記事