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中央アフリカの熱帯雨林に対する気候変動の影響と、象にもたらされる脅威

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スターリング大学 自然科学部はロペ国立公園の調査で1986年から2018年の間に果実生産が81%減少し、2008年以降は果実に依存するマルミミゾウの体調が11%低下したことがわかりました。

これは、平均して、象や他の動物が1980年代に10本に1本の樹木で熟した果実に遭遇したであろうが、今日では50本以上の樹木を果実を探す必要があるようです。

熱帯雨林の気候は1980年代から変化し、暖かく乾燥してきました。これが熱帯雨林の果実生産の減少の背後にあると考えられています。研究の過程で平均気温はほぼ1℃上昇しました。気温が高いということは、果実の生産を大きく妨げます。

エマ・ブッシュ博士は、植物の繁殖、象、チンパンジー、ゴリラなどの野生生物の食料に大きな影響を与えるでしょう。と言っています。
スターリング大学は熱帯生態学研究のパイオニアです。大学とガボン政府の間のこの37年間の継続的な協力により、研究者はコンゴ盆地の熱帯雨林と野生生物が気候変動にどのように反応しているかを監視しています。

ロビン・ホワイトック博士は次のように述べています。「マルミミゾウのような大型動物は、狩猟、生息地の喪失、生息地の劣化により、すでに中央アフリカで深刻な圧力にさらされています。ガボンのロペ国立公園のような重要な保護地域が、十分な食料がないためにそれらをサポートできなくなった場合、その後、さらに減少し、長期的な生存を危うくする可能性があります。

ライタープロフィール

神澤 肇(カンザワ ハジメ)
リボンハーツクリエイティブ株式会社 代表取締役社長

創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。

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