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ターゲットを絞った価値の高いコンテンツでブランド構築を

ブランディング

デジタルワールドの拡大と共に、マーケティングと広告のランドスケープが劇的に変化している。デジタルの恩恵を受けているブランドもあるが、マーケットの複雑さが増す中、コンシューマーの注意を引き付けることが難しくなっている。そこで多くのマーケッターが、“混雑するブランドコンテンツの中から、どうしたら目立たせることができるか?”と頭を悩ませている。

そこで必要になるのが、優れたコンテンツマーケティング戦略であり、それさえ確立できればコンシューマーとコネクトでき、信頼関係を構築できる。その結果、年数を重ねると共にセールスが向上していくはずだ。すべてのブランドにとって、デジタルワールドで溢れる情報の中で、目立つために必要なのがコンテンツマーケティングなのだ。

コンテンツマーケティングがブランドに不可欠な理由

“コンテンツマーケティングとは、ターゲットオーディエンスにとって価値のある関連性の高いコンテンツを作成・発信し、ブランドの売り上げにつながる行動を促す戦略的なマーケティングアプローチ”とContent Marketing Institute(CMI)はコンテンツマーケティングを定義する。

コンテンツとは具体的に、記事、ポスト、イメージ、ビデオ、インフォグラフィックス、イラストレーション、ゲーム、製品説明、チュートリアル、ケーススタディ、広告など、ブランドに関係するあらゆる情報になる。コンテンツが掲載されるプラットフォームはブログ、ウェブサイト、ソーシャルメディア、マガジンなどのメディアだ。

では、コンテンツ作成から得られるものとは何か?ターゲットを絞った価値の高いコンテンツからは、次のような結果が得られる。
・これまでつながりの薄かった層のコンシューマーにつながり、エンゲージできる
・ブランドの知識や専門性を発信することで、コンシューマーとブランドの信頼関係を築ける
・ブランドや製品に興味を持たせ、以後もカスタマーとして付き合いを継続できる
・ブランドの方向性にポジティブなインパクトを与えられる
・ブランドに確固としたアイデンティティを構築できる
・セールスやブランドに対するロイヤルティ向上につながり、ブランドの支持者を増やせる

コンテンツマーケティングがブランドを発信・成長させる基礎となる。価値のあるコンテンツを発信することで、コンシューマーとの信頼関係を築き、最終的にセールスにつながるためだ。コンテンツマーケティングをマスターするためには、目的を明確に定めたロードマップが必要になる。
ライバルトはひと味違うコンテンツで、コンシューマーの信頼を勝ち取ってほしい。

ライタープロフィール

神澤 肇(カンザワ ハジメ)
リボンハーツクリエイティブ株式会社 代表取締役社長

創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。

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