コーポレートブランディングvs. プロダクトブランディング

ブランディング

コーポレートブランディングとは、会社の名の下に製品やサービスをマーケティングすることだ。
それに対しプロダクトブランディングとは、会社名を表に出さず、個々の製品をマーケティングする戦略になる。プロダクトブランディングは広告キャンペーンにおいて、会社名を全面に出さないばかりか、製品のラベルにも会社名を載せないケースもある。

どちらのブランディングを選ぶか、もしくはどちらも採用するマネージメント戦略にするかはビジネスによって変わってくるという。

ブランド認識

“Jornal of Marketing”の2005年7月号の記事では、別々のブランド名で個々の製品をラベリングすることを“スタンドアローン”、コーポレートブランド名だけのものを“モノリス”、製品とコーポレートブランドに加え会社名を入れるものを“デュアル”と呼んでいる。

複数の製品を製造・販売する会社は、デュアルを基本にしながらスタンドアローンを取り入れる一方で、すべての製品とサービスにコーポレートブランドのみを使う会社もある。

プロダクトブランディング

米国にプロダクトブランディンを活用している企業として有名なのが、オハイオ州シンシナティを拠点とするProctoer&Gambleだ。P&Gは美容やケア、家庭用製品のメーカーで、会社の人気ブランドはそれぞれの専用ウェブサイトを持つ。各製品は独自のシンボルロゴを持ち、中には広告スローガンを有する製品もあり、ラベル以外はP&Gブランドの露出を控えている。

コーポレートブランディング

イェールスクールのマネージメントマガジン“Qn”で、アメリカンエキスプレスのチーフマーケティングオフィサーJohn Hayes氏は、コーポレートブランドのマーケティングについて質問を受けた。Hayes氏はインタビューで、自社のケースについて次のように説明する。
“ブランドは基本的に、世界中で同じ意味を持つ。アメリカンエキスプレスはギフトカードなど金融商品を扱うが、オファー内容はサービスがメインとなる。同社のグローバルブランディングは信頼を呼び、コンシューマーに高品質を期待させる。マーケティングコンセプトは、コーポレートブランドに付随する”。

利益

コーポレートブランディングかプロダクトブランディング、もしくは両方から、マーケティングや強力なブランド維持をするための大きな利益を得られる。ブランド認知度の高い強力なブランドを所有することで、プロダクトやコーポレートブランドに対する信頼を築くことができる。信頼がコンシューマーのロイヤルティを生み、購買を決定する重要なファクターとなるのだ。
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