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ブランディングがもたらす顧客との「絆」

ブランディング

これまでブランド自体の価値を高めることが大事だと解説してきましたが、顧客との「絆」を強くすることも重要です。ブランディングでの「絆」は2種類あり、「生活の絆」(顧客と周囲のつながり)と「ブランドの絆」(ブランドと顧客のつながり)となります。

情報発信能力の高い人がブランディングに影響

前者の「絆」は、誰もが持っている人間関係をベースにしたもので、ブランドは関係なく存在しています。ブランディングでは絆の強弱ではなく、クチコミやキキコミが起きる可能性の高い場として扱います。ここでは人的ネットワークが多い人、情報発信能力の高い人がブランディングに影響のある層とみなします。

ブランドの絆

一方、後者の「絆」は、立ち上げ直後であればゼロからのスタートとなります。誰にも知られていない状態から多くの顧客に支持されるようになる状態を目指すこととなりますが、この過程において「ブランドの絆」が形成されていきます。この絆がより強くなることで継続的なブランド利用が見込めるようになります。ちなみに、この絆の強さを「ブランド・ロイヤリティ」と表現することもあります。

ライタープロフィール

神澤 肇(カンザワ ハジメ)
リボンハーツクリエイティブ株式会社 代表取締役社長

創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。

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