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企業の「サスティナビリティ経営」に不可欠なサスティナブルブランディングとは リボンハーツクリエイティブ株式会社 神澤肇社長インタビュー

SDGs

1981年に創業して約40年。編集プロダクションとして長年培ってきたスキルやノウハウを活かし、WEB上で質の良いコンテンツを提供することで多数の企業のブランディングを行っているリボンハーツクリエイティブ。
代表取締役の神澤肇社長に、現在注目を浴びている「サスティナブルブランディング」について話を聞きました。

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Q:サスティナブルブランディングとはどのようなものでしょうか。

神澤:近年、企業においてCSR(企業の社会的責任)への取り組みが活発化し、SDGsが社会課題の共通言語として急速に認知拡大しています。
投資の主流もESG投資になりつつあり、従来の経営からサスティナビリティ経営に大きく舵を切る企業も急増しています。
ただ、企業としてどれだけ社会貢献活動やサスティナビリティに取り組んでいても、それがステークホルダーに広く正しく伝わっていなければ企業の成長にはつながりません。

そこで必要になるのが「サスティナブルブランディング」です。

サスティナブルブランディングとは、企業の社会貢献性や個性を、多彩なコンテンツを駆使して発信することでステークホルダーに認知してもらい、社会的評価や社内の求心力、さらに企業や商品のブランド価値を持続的に向上させるものです。

そのため、企業でサスティナビリティ経営を行ううえで、サスティナブルブランディングは不可欠なものといえます。

Q:何のために企業はサスティナブルブランディングをする必要があるのでしょうか。

神澤:一言でいうと、競争優位性を獲得するためです。
サスティナブルブランディングを効果的に行うことで企業のブランド価値が向上し、競合他社との差別化ができることで競争優位性を得ることができます。その結果、強い企業に成長することができるのです。

Q:SDGsとサスティナブルブランディングとの関係性をお教えください。

神澤:サスティナビリティ経営をする際には、具体的な目標の設定が必要となります。
目標設定には、その企業のマテリアリティ(重要課題)を特定する必要があり、そのプロセスで企業のビジネスモデルと関連性のあるSDGsゴール(社会課題)を特定することがサスティナブルブランディングの第一歩となります。
今や世界中の企業が取り組んでいるSDGsは、今のニューノーマル時代において企業価値を見極めるための物差しとなっているため、サスティナブルブランディングにおいても非常に重要なファクターといえます。

Q:具体的にどのようなことを行うのでしょうか。

神澤:当社のサスティナブルブランディングでは企業や商品のブランド価値を持続的に向上させるために、サスティナビリティ経営に欠かせない5つのカテゴリ「アウターブランディング」「インナーブランディング」「採用支援」「投資家向け財務情報」「営業支援」において、最適なブランディング施策を提案いたします。

「アウターブランディング」では、多彩なWEBコンテンツを駆使して、企業の社会貢献性やサスティナビリティを定期的に発信します。
「インナーブランディング」では、企業ブランディングで最も重要な、自社従業員へのブランド浸透により、価値観を共有します。
「採用支援」では、企業のサスティナビリティをリクルーターに明確に伝えるための採用ページ構築を行います。
「投資家向け財務情報」では、財務情報と非財務情報の重要性が逆転した現在において、投資家向け非財務情報の充実を提案します。
「営業支援」では、訪問型営業の稼働率が激減した“繋がれない時代”において、企業のファンを増やし、優良見込み客を見極める方法を提案します。
これらの施策によって、企業とステークホルダーとの共通価値を創造していきます。

Q:リボンハーツクリエイティブがミッションに掲げている「Visionaly Design」とはどのような意味でしょうか。

神澤:Visionalyは「先見性のある」という意味もあることから、未来志向の企業づくりを手助けさせていただく当社の取り組みを「Visionaly Design」として掲げています。
常に未来を見据えたサスティナブルブランディングを行うことで、“繋がれない時代”の企業のサスティナビリティ経営をサポートさせていただきます。

Q:リボンハーツクリエイティブの強みをお教えください。

神澤:当社には編集プロダクションとして40年以上の実績があり、紙媒体からのスキル蓄積はもちろん、WEB制作にもいち早く取り組んできました。
これまで多くの企業のWEBコンテンツを制作・運営し、ブランディングを成功させてきただけでなく、年間1500万PVを誇るオウンドメディア『趣味時間』も運営しています。
そのため、コンテンツマーケティングやSEO対策のノウハウも万全です。

ブランディングの起点となるコンテンツマーケティングで苦労するのは、質のいいコンテンツを用意することです。
そのために、メディアとしてのテーマ、コンセプト作成、そしてキーワード設計、タイトル決め、編集会議、取材撮影、更新作業など様々な作業工程が必要となります。

真のコンテンツマーケティングはライティングだけでは成立しません。
何故なら読者は面白くて為になるコンテンツを求めているからです。
テーマを抽出することが面倒、記事を書くこと、写真を撮る事、ましてや取材はもっと面倒とお考えの企業担当者に成り代わり、リボンハーツクリエイティブがワンストップで代行して、注目度の高い新鮮なコンテンツを毎月更新いたします。
WEBに強い会社だからできるコンテンツを提供して、企業のサスティナブルブランディングをサポートさせていただきます。

ライタープロフィール

神澤 肇(カンザワ ハジメ)
リボンハーツクリエイティブ株式会社 代表取締役社長

創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。

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