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注目されるアフリカビジネスの可能性

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最近注目されている地域がアフリカだ。ワシントンで開催されたホワイトハウス主催の5日間のイベントでは、アフリカとの貿易や投資の拡大、そして安全保障や開発協力について話し合いが持たれた。米アフリカ首脳会議2014ではオバマ大統領が、中国に次いで世界第2位の人口を有するアフリカ大陸への投資の重要性を説いた。そして会議期間中に、カーライル・グループ、ブラックストーン・グループ、GE、コカ・コーラなどが、140億ドルの経済取引を表明した。

一方で、中国とアフリカの貿易取引は約2000億ドルに達し、米国の約2倍もある。特に大型のインフラプロジェクトに力を入れており、ウガンダの鉄道やケニアの道路の建設を請け負っている。

世界銀行のレポートによると、アフリカのビジネスが国家間の競争力を高め、貿易を活発化するという。さらに、政府が介入することでアフリカ全体の法的、または規制のフレームワークを統合し、ビジネス環境を整える必要があると指摘する。

しかし、アフリカの貿易や競争力の高まりを拒む大きな問題も存在する。現在でもインフラは質、量とも不足しており、自由貿易の利益を充分生かしきれていない。また、エネルギーや交通インフラも十分とは言えない状況なのだ。

首脳会議でひとつの解決法として提案されたのが、民間企業とのパートナーシップである。ハーバード大学経営大学院教授のマイケル・ポーター氏が共有価値の創造(CSV)として提唱するように、ビジネスの経済価値を生み出すことで、社会のニーズや問題を解決するという形で新たな価値を生み出す。この概念に基づいて、私たちは「人に良いこと」、「環境に良いこと」とはどういうことか、そして社会的に良いこととビジネス的成功を両立させるために何ができるかを考え直さなければならない。これまでの常識が通用しない時代がきている。私たちが何を選択するのか、なぜそれを選択するのかを改めて考え直さなければいけない時代なのだ。

そこで、コカ・コーラ、スターバックスコーヒー、イリーカフェの活動に注目したい。3社のプロダクトは、発展途上国へのサステナブルなアウトリーチ活動を積極的に行っている。例えばコカ・コーラは、2020年までに400万人に安全な水を提供する衛生プログラムRAINを立ち上げた。一方で、この活動がコカ・コーラのビジネスのグローバル展開に役だっている。

注目を集める成長著しいアフリカへの投資は、今後も活発化するだろう。既に先陣を切るグローバル企業から学ぶべき点は多い。
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