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YouTubeの翻訳ツールがインターナショナルビデオマーケティングを盛り上げる

コンテンツマーケティング

あなたがYouTubeへ定期的にビデオコンテンツをアップしているのであれば、できるだけ多くのビューワーの目に触れるようベストな実践法を採用しているはずだ。
キラータイトルにディスクリプションの最適化は、プラットフォームにコンテンツの内容を理解させるだけでなく、ビューワーにとってどんなビデオかを伝える最初のヒントになる。
優秀なメタデータはクリックスルーのインビテーションになり、プレイボタンのプッシュやオートプレイといったエンゲージにつながる。

YouTubeはかつて、ビデオ単体はタイトルとディスクリプションのセットでしかなかった。クリエイターはさまざまな言語でクローズドキャプションのアップロードはできたが、タイトルや他の情報については制限があった。だが、現在のYouTubeは進化し。ビデオディスクリプションやタイトルを翻訳するツールが開発され活かされている。

ビューワーは母国語での検索が可能になり、さらにクラウドソースのクローズドキャプション翻訳や、サイトを通じた有料翻訳のオプションがある。クリエイターやブランド、ビューワーにとって利益となる大きな転換だった。

タイトルとディスクリプションのYouTube翻訳ツールを使う

YouTubeによると、60%のチャンネルビューがクリエイターの母国以外からきており、翻訳クローズドビューが海外ビューワーの視聴時間を大幅に延ばしているという。
YouTubeの売りが視聴時間の長さのため、翻訳コンテンツが果たす役割は大きい。次のステップを参考に、YouTubeビデオの翻訳を試してみよう。

1. YouTubeのVideo Managerにサインインする
2. Edit>Info and Settingsをクリックし、翻訳メタデータを追加する
3. ”Translations”タブをクリックする
4. ”Original language”の下のボックスをクリックし、ビデオの言語をセットする
5. ”Translate into”の下の、タイトルとディスクリプションを翻訳したい言語を選択する
6. 翻訳したタイトルとディスクリプションを入力し、”Save changes”を押す

翻訳コンテンツは本当に必要か?

ビデオコンテンツの競争は日々激しさを増している。そのため、どんなテクニックでも活用することで、少しでもアドバンテージを持ちたいと誰もが考えている。
もちろんコンテンツの質が第一優先だが、それができた上で、細かなアプローチが勝負を分ける。
グローバルオーディエンスについて考えると、クローズドキャプションやサブタイトル、翻訳は見過ごすべきでない細部になる。
特にYouTubeが最も評価する視聴時間を稼ぐには、最も有効な手段のひとつになる。

ライタープロフィール

神澤 肇(カンザワ ハジメ)
リボンハーツクリエイティブ株式会社 代表取締役社長

創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。

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