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ビデオマーケティングの最新ニュース、トレンド、インサイトにキャッチアップする方法

コンテンツマーケティング

SEO-PRの共同創設者Greg Jarboe氏はかつて、タイトル「YouTube and Video Maketing: An Hour a Day」という本を書いた。初版は2009年8月で、第二版が2011年11月に出版され、YouTubeは年33%で変化していることが分ったという。
それだけ、ビデオ産業で最新ニュース、トレンド、インサイトを追いかけることは骨の折れる作業ということになる。

Jarboe氏の書いたビデオ戦略、アクションにつながるインサイト、ウィニングテクニック、YouTubeコミュニティでエンゲージするヒントなどのステップバイステップガイドの半分は、18カ月で時代遅れになるのだ。
Jarboe氏は第二版の最後の章で、次のように述べている。「最後にとても重要なアドバイスをしたい。それは、常にもっと学ぶべきことがあることだ。何を学ぶべきかを1日、1周、1月先を見越して問いかけ続けなければならない」。

ビデオマーケティングの最新ニュースを追う方法

まず、オンラインビデオ産業における価値のあるニュース、リサーチ、分析、ヒント、トレンドのリソースとして世界をリードするReelSEOはフォローすべきだろう。だが、以前推奨していたオフィシャルのYouTube BlogとYouTube Trendsはリソースとしての価値を失いつつあるようだ。

頻繁に更新されていたYouTube Blogは、2週間も放置されるなど更新スピードが落ちている。YouTube Trendsは、次のポスト予定日の表示を辞めたため、リソースの活用としては定期的な更新がいつになるか分からないため、利用し難くなっている。

また、利用価値の高いリソースとして、Googleの親会社が各四半期に公開するデータや、Facebookの財務結果がある。
ちなみにTwitterは、収支報告の公開はしていないようだ。他にも頻繁にしかも定期的に関連性が高く、価値のある情報を提供するリソースがある。そのひとつがThink with Googleだ。
例えば、BrandLabのグローバル代表として毎年多くのブランドと協力しているKim Larson氏は、「オンラインビデオの正しいKPI(重要業績指標)」という記事で、正しいKPIを得るための彼女独自の方法4ステップだけでなく、Tide Pod Challengeキャンペーンのケーススタディをシェアしている。Tideチャレンジとは、ケチャップなどでわざと汚した服を、Tide Podできれいにできるかに挑戦するユニークなビデオだ。

他にもFacebook for Businessも価値の高いリソースを提供しており、例えばFacebookとInstagramを広告に活用しているビデオのケーススタディを紹介している。流行の移り変わりの早いビデオコンテンツ業界で、常に最新トレンドを追いかけることは、コンテンツマーケッターにとって欠かすことのできない業務になりつつある。

ライタープロフィール

神澤 肇(カンザワ ハジメ)
リボンハーツクリエイティブ株式会社 代表取締役社長

創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。

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