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サイトの安全性を高めるSSL証明書とは

コンテンツマーケティング

今日のマーケットは、多様なドメインセキュリティのニーズに応えるSSL製品が豊富に出回っている。
多くのウェブマスターが、サーチランキング向上の可能性に期待し、SSLの導入を模索している。だが、オプションの比較など難易度が高いとの思いから、実際に手が出せない人も多いようだ。
そこでSSL導入にあたり、注意すべき点などをみていこう。多くのSSLプロバイダーが豊富なアドオンをオファーしていることが、プロバイダーの比較を難しくしている現状がある。
この記事では、SSLの基本を紹介することで、自分にマッチするSSL証明書を見つけるサポートをしたい。

SSL証明書とは何か?

SSLはSecure Sockets Layerの略で、サーバー間で送受信されるデータを暗号化するセキュリティ手段だ。例えばクレジット番号、パスワード、ユーザーネーム、社会保障番号などのセンシティブな情報をやり取りする際のセキュリティを保証する。

SSLを使う理由

SSL証明書は、暗号のためのパブリック/プライベートのキーを有効化するこで機能する。
重要な情報をオンラインで送受信する際、SSL証明書を使うことで暗号化され、セキュリティ情報を守ってくれる。サイトでクレジットカードを扱う場合、PCI(Payment Card Industry)からSSL証明書を取得するよう要求される。また、SSL証明書を持つことでフィッシング詐欺などから守ってくれるため、カスタマーからの信頼を得られる。加えてGoogleは、HTTPSを使うサイトに対して、僅かではあるがランキングの上昇要因としている。技術的にGoogleは、URLの最初の5文字だけを見ており、有効性の認証がなくてもHTTPSプロトコルを活用できるためランキングの上昇が可能だが、GoogleのGary Illyes氏は、厳重なチェックを適用することを示唆する。

SSL証明書は大きく3タイプに分けられる。スタンダードなタイプのdomain-validated SSL証明書、法人向けのorganization-validated SSL証明書、より高度なビジネス向けのEV(extended validation)SSL証明書がある。サイトの規模に適したSSL証明書を取得し、カスタマーから信頼されるサイトの運用を目指そう。

ライタープロフィール

神澤 肇(カンザワ ハジメ)
リボンハーツクリエイティブ株式会社 代表取締役社長

創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。