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コンテンツの曖昧さを避け、効果的なSEOを実践しよう

コンテンツマーケティング

コンテンツを定期的に配信しているのに、トラフィックが伸び悩んでいるマーケッターは、現実を直視すべきときだ。コンテンツの関連検索クエリにおいて、トップページでアピールできなければ、オーディエンスの目に止まることはない。
だが、オーディエンスが自らあなたのコンテンツを発見できないからといって、すべてをやり直す必要がないのはひとつの救いだろう。
あなたのコンテンツは豊富な価値を秘めており、シンプルなステップで曖昧なポジショニングから救い出してくれる。

トラフィックを刺激する4つのステップ

ステップ1:コンテンツオーディットの実践
コンテンツのオーディットには、次の場面においてクリアな方向性を示してくれる効果がある。

・どのアセットを高めるためにフォーカスすべきか
・どのコンテンツをアップデート、または置き換えるべきか
・コンテンツをフレッシュに保つために、どのトピックのギャップを埋めるべきか

これまで大量のコンテンツを複数のプラットフォームで配信してきたビジネスにとって、すべてのコンテンツを監査するのは難しい。そこで便利なのが、Screaming FrogなどのオンサイトSEOツールだ。ツールでウェブサイトをクロールした後、ソート機能を使いデータを並び替え、トップレベルのページをレビューしよう。

ステップ2:ランキングオーディットの実践
コンテンツオーディットと同じく、ランキングオーディットはウェブサイトの資産となり、新たなチャンスを生む。ウェブサイトのどのページがランキングが高いのか、または関連SERPのどの位置にいるのかを知ることで、ページの最適化に有効利用できる。ランキングオーディットには、SEMRush、Googleサーチコンソール、Moz、AutherityLabsなどが便利だ。

ステップ3:キーワードリサーチ
コンテンツマーケティングにおいて、コンテンツの最適化プロセスが成功を大きく左右する。ライバルやチームメンバーから集めた情報を、ターゲットオーディエンスの目に止まる方法で最適化する必要がある。トピックにおいて、オーディエンスがどのキーワードを使って検索しているのかを把握し、タイトルやディスクリプション、コンテンツに関連するワードを入れるようにしたい。

ステップ4:優先ページを最適化する
キーワードの追加以外にも、新コンテンツを加えたり既存のコンテンツの精度を高めたり、タイムリーなトピックを扱ったりすることで最適化できる。

ウェブサイトの刷新だけが有効なSEOではない。これまでに積み上げてきたコンテンツの価値を引き出し、高めることができれば、自ずとトラフィックの上昇が見込めるはずだ。

ライタープロフィール

神澤 肇(カンザワ ハジメ)
リボンハーツクリエイティブ株式会社 代表取締役社長

創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。

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