Facebookビデオ戦略の見直しで成長が見込めるLEGO

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2016年2月、LEGOのオンラインビデオの再生回数は1億8400万回を超え、最も視聴されているブランドとなった。Tubular Labsの調査では、RedBullが1億6100万回で2位、PalyStaionが1億4000万回で3位、Barbieが7900万回で4位、Sumsung Mobileが7900万回で5位だった。

LEGOのビデオマーケティング戦略の成功に異論を唱えるわけではないが、その月のビューの99%がYouTubeからきているのが気にかかる。
LEGOはYouTube以外に、Facebook、Instagram、Vineでもビデオを公開しているが、それらすべてを足しても全体の1%に過ぎない。
LEGOのビデオ公開のペースは加速し、2016年3月にはメインのソーシャルビデオプラットフォームに400本以上アップロードし、3000万ビュー以上を獲得した、その内、やはりYouTubeの2700万回が最も多く、Facebookが260万回、Instagramが110万回と続いた。

LEGOにマルチプラットフォームのビデオ戦略が必要なわけ

LEGOなどのブランドは、マルチプラットフォームのビデオ戦略を見直すべきだろうか?
確かにビデオ視聴回数1位のブランドといえば、聞こえは良い。そのため、YouTubeファーストの戦略は正当化されるかもしれない。
だが、Tubular Labsの最もビデオビュー数の多いクリエイター全体でみると、2016年2月のLEGOのランキングは112位に過ぎない。LEGOは190億ビューで1位の、BuzzFeedのTastyから学ぶべきことがあるようだTastyのビューの94%はFacebookからのもので、LEGOと大きく異なるのはなぜかを知るべきだ。

Facebookのオートプレーは、ユーザーがプレーボタンをクリックしなくても3秒間再生された時点でビューにカウントされる。
Facebookのデータによると、5億人がソーシャルサイトでビデオを視聴する時間は、1日1億時間になるという。平均すると1ユーザーにつき、1日12分になる。
一方でYouTubeのユーザーは10億人を超え、1日数億時間視聴している。このことから、LEGOのYouTube戦略を継続すべきなのは明らかであると同時に、Facebookビデオ対策も見直す必要がありそうだ。また、InstagramやVineのビデオ戦略にも改善の余地が大きいのも希望だ。

Instagramは月4億人、Vineは月2億人がビデオや写真をシェアしている。
LEGOのYouTubeにおける成功は、アップロードするビデオの本数が大きく影響している。
LEGOは過去90日間で、YouTubeに1053本のビデオをアップロードする一方、Facebookへは47本だけにとどまっている。
これはLEGOがFacebookを、イメージポスト用プラットフォームとして活用していることが要因にある。
ビジュアルコンテンツ全体でみれば、YouTube向けは75.9%、Facebook向けが17.3%、Instagramが6.8%と、それほど大きな偏りはないように見える。
だが、Facebookビデオの成長を考えると、LEGOの今後のビデオマーケティングの動きに注目したい。
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