Facebookで最も視聴されているニュースパブリッシャーNowThis

動画

主要なソーシャルビデオプラットフォームでニュース配信を展開する、ニュースメディアプラットフォーム「NowThis」をご存じだろうか?

1年で約70億回視聴され、特にFacebookでは他のニュースプラットフォームを圧倒している。
2016年の第1四半期だけでも、Facebook5つのプロパティの合計で約27億回視聴され、各ビデオにつき110万ビューを獲得している。
ソーシャルサイトにおける最もビューを稼ぐニュースパブリッシャーとしてだけでなく、NowThisはミレニアル世代によるミレニアル世代のためのニュースや事件を発信するというユニークなモデルを採用している。
オーディエンスの74%が34才以下で、68%が18から34才とNowThisが発信しているようなコンテンツを熱心に消費している世代に当たる。

ではNowThisは、どのようなブランドで、どのような戦略や戦術をもって、なぜFacebookで圧倒的なシェアを持っているのかを見ていきたい。

NowThisNewsがFacebookを席巻

2016年4月、NowThisはメインバーティカルのビューが合計12億回に到達した。
「NowThis News」が8億1200万ビュー、「NowThis Election」が1億7700万ビュー、「NowThis Entertainment」が1億4000万ビュー、「NowThis Future」が4120万ビュー、「NowThis Weed」が3620万ビューを稼いだ。
そのほとんどがFacebookからのビューで、NowThisがFacebookのプラットフォームにおける最も視聴されているニュースパブリッシャーになる。

NowThisはFacebookにネイティブポストを行った最初のパブリッシャーのひとつで、ビデオに大量のテキストを被せる試みを最初にしたブランドのひとつでもある。
NowThisは、ビデオのサイレントプレーでビューワーの注意を引き付ける必要性を理解していたため、その戦略はすぐに効果を表し、他のクリエイターたちにもビューワーを維持する手段として拡散した。
NowThisのAthan Stephanopoulos社長は、Facebookでの配信戦略とオーディエンスに受け入れられた理由をどのように考えているのだろう?

同社長によると、NowThisは戦略としてバイラリティを追いかけていなかったという。
すべてのビデオコンテンツはテストを繰り返し、予測よりビューが伸びなかったときは理由を分析する。
NowThisのデータチームは編集チームと密接に協力し、コンテンツのパフォーマンスのフィードバックをリアルタイムで行う。
そしてビュー数のトップとボトムの20%を除いた60%のコンテンツを深く分析し、ビューを伸ばすファクターを追求する。
また、A/Bテストの実施は、ビューワーを引き寄せ視聴し続ける編集の理解のために、大きな役割を果たすという。NowThisがFacebookを席巻するのは、早い段階での参入が理由と考えられているが、古くからFacebookで活躍するパブリッシャーよりNowThisの成長率は高いという。

一方でNowThisのYouTubeチャンネルは、それほどのビューの増加は見られない。
ソーシャルメディアという最新のコンテンツに価値があるプラットフォームとしてのFacebookとNowThisの相性が、ばっちりはまった結果なのだろうとStephanopoulos社長は分析する。
また、YouTubeはリアルタイムのニュースストリーミングを模索していると同社長は見ている。そうなったとき、NowThisはYouTubeでも有利に戦略を進められそうだ。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたのおすすめ記事

動画のおすすめ記事