西オーストラリアツーリズムの方向性を誤らせたソーシャルメディアハッシュタグ

ブランディング

どんな会社でも、ソーシャルメディアを活用したマーケティングキャンペーン戦略を考える時代になった。

西オーストラリアの観光大臣Colin Barnett氏主導によるソーシャルメディアハッシュタグ#justanotherdayinWAを活用したマーケティングキャンペーンは、コンシューマーから即座に誤ったメッセージを集めた事例として、ぜひ参考にしてほしい。

justanotherdayinWAキャンペーン

キャンペーンは西オーストラリアの魅力的な観光スポットをプロモートする目的で立ち上げられた。
キャンペーンの背景には、ツーリズムを経済成長のエンジンとしたいオーストラリア政府の意向がある。キャンペーンの認知度向上のためのツールとして、白羽の矢が立てられたのがソーシャルメディアだった。
ソーシャルメディアはコミュニケーションツールとして成長著しく、メッセージをシンプルにしかも大量のオーディエンスに向け発信できるため、その決定は正しいといえる。
もし、コミュニケーションの方法を間違えなければという条件つきだが。

何をトレンドにするべきか注意が必要

#justanotherdayinWAはTwitterで、シャークアタックや交通渋滞、公共交通手段の不便さに関するメッセージを集めるようになった。
ハッシュタグの発音やリズムに間違いはなく、成功の法則に沿ったものだったといえる。
しかし、実践方法とコミュニケーション手段の準備が不十分だった感が否めない。もちろんソーシャルメディアは、いつでもポジティブなサポートを提供してくれるわけではない。そこでバッシングを避け、ブランドを守るための戦略が必ず必要になるのだ。

何が成功につながるのか

まずキャンペーンに必要だったのが、適切なコミュニケーションだった。
西オーストラリアの素晴らしさを口コミで広げていくというハッシュタグの意図と、どのように使うのかの説明が不足していたのだ。次に必要だったのが、ソーシャルメディアをサポートするイベントだ。成功するマーケティングキャンペーンは、ソーシャルメディアに続けて別の方法でキャンペーンを盛り上げている。
ソーシャルメディアのハッシュタグのみで、マーケティングキャンペーンを成立させるのは難しい。

成功するブランディングとは

どんなマーケティングキャンペーンをするにしても、ブランドファーストを心がける必要がある。
オーディエンスとのコミュニケーションすべてが、ブランドイメージに反映される。
目的を達成するためには、さまざまなエレメントが関わってくるが、タイムリーなコミュニケーションは決定的に重要な役割を持つ。
ブランドは、オーディエンスのフィードバックに迅速に応えることで、お互いの信頼を育む。コミュニケーション不足によるマーケティングの失敗は、これ以上繰り返してはいけない。
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