なぜコンテンツ主導のSEOはリンクビルディングに失敗するのか

SEO

優れたコンテンツが、いつも良好なバックリンクを得られるわけではない。
一方でSEOの実践とは、常にブラックハットや問題ありのリンクビルディングを試みる非論理的な同業者との戦いともいえる。
そのため論理的なSEO担当者は、パンダやペンギンなどのアルゴリズムのアップデートで、スパムリンクやサイトの排除を試みるGoogleの取り組みに好意的だ。
その結果、非論理的な戦略へのリスクの認識が広がっている。しかしスパムサイトのペナルティの副作用として、リンクバイイング、リンクエクスチェンジ、コンテンツスピニングなどのテクニックが、インバウンドマーケティング戦略の人気とともに急増している。

コンテンツ主導のインバウンドマーケティング戦略

マーケッターにとって、コンテンツ主導によるマーケティングアプローチは常識になっている。典型的なプロセスフローは、次の通りだ。

SEOエージェンシーはクライアントにリンクビルディング戦略について、優れたコンテンツの作成、プロモーション、リンクビルディングによるランキング上昇という順番で説明する。だがこのプロセスで問題になるのが、クライアントにとって価値のあるリンクを構築できないことだ。

HubSpotによると、700人のマーケッターを対象とした調査では、67%のマーケッターが2017年にコンテンツマーケティングへのウェイトを高めると回答した。その中の72%が現在のコンテンツ主導マーケティングの効果について、“限定的、ベーシック、一貫性の欠如”と評価した。さらに60%のマーケッターが、コンテンツマーケティング戦略が最大のチャレンジだと回答した。

では、コンテンツ主導のマーケティングの結果が思わしくない理由とは何か?QueryClickでは、コンテンツマーケティングの失敗の原因を、より深く調査している。そして圧倒的に高い確率であげられる原因として、高品質のコンテンツ不足という結果になった。他にも、コンテンツのアイデアの質の悪さ、インフルエンサーの取り込みの失敗などがあげられた。

コンテンツ主導のマーケティングの失敗が及ぼすSEOへの影響

少し古いが、MOZが2015年に行った調査にヒントが隠されている。150人のSEOのプロを対象にした調査で、SEOのパフォーマンスに影響する主要なファクターは、バックリンクドメインの多様性とオーソリティだと判明した。それらのファクターを満たすために必要なのは、コンテンツ主導のマーケティングではなく、カスタマー主導のマーケティングになる。

コンテンツの内容にこだわるあまり生じる、無駄な時間の浪費は避けたい。同時に、オーディエンスのプロファイルに基づいたコンテンツを作成することで、新しいコンテンツのアイデアが生まれ、オーディエンスにとって価値の高いものになり、クライアントのウェブサイトからバックリンクされる効果的なマーケティングが可能になるはずだ。
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