Nikeが新広告キャンペーンで“Just do it “は次のレベルへ

ブランディング

Nikeがインドで初めて行った“Da Da Ding”キャンペーンが、バイラルを呼んだ。Nikeはブランドやマーケティングに関しては、常に高いハードルを設定してきた。
さまざまな人たちが抱くブランドに対する意味を、Nikeは見失うことはなかった。

Da Da Dingキャンペーン

Nikeは女性アスリートを起用し、ムンバイのNike+トレーニングクラブセッション向けに、ミュージックビデオを作成した。
ホッケーのナショナルチームメンバーRani Rampalと、フットボールチームの最年少メンバーJyoti Ann Burrettが出演したビデオでは、インドの伝統的な女性とは違った闘争心溢れる姿を演出することで、誰もが思いもしなかったものになった。
Nikeは境界を押し広げようとしているようだ。ビデオでアピールしたかったのは、ブランドの力強さとマーケットでのポジショニングだ。

Nike体験

この新広告キャンペーンがまさしくそうであるように、Nikeは人々の記憶に残るブランド体験を作るのがうまい。
Nikeのプレスリリースによると、インドのアスリートではいまだに男性優位が蔓延っているという。Nikeはあえて有名な女性アスリートを起用し、ポジティブな方法でブランドをアピールするとともに、新たなマーケットに参入するというハードルを設けた。Nikeはキャンペーンのファクターを決定する根拠に、インドの社会的背景を取り入れたのだ。
そして、女性のイメージを変えるインパクトを持つビデオを作成した。

製品を超えるもの

Nikeが過去数年かけて作り上げたのは製品だけでなく、カスタマーのブランドに対するロイヤルティだ。ロイヤルティがNikeを体験したカスタマーを、再びブランドに呼び集める。ビデオでは、アスリートが若い世代に悪しき伝統を破壊し、スポーツを通じて成功を目指すよう呼びかける。

協力関係を築く

Da Da Dingキャンペーンの成功は、当然Nikeだけのものではない。有名なBollywood女優Deepika Padukoneは、Facebookページで強力なプロモーションを展開した。「スポーツが生き方や戦い方を教えてくれ、私を突き進ませる原動力になる」とPadukoneは説明する。

Nikeはこのキャンペーンを大成功させたことで、カスタマーから多くのサポートの声が届いたという。これまでも強かったNikeブランドが、さらに強力なブランドを見せつけいている。ターゲットオーディエンスのマインドへ訴えかける手法では、間違いなくトップレベルにあるブランドだ。
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