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コンテンツマーケティングに役立つミュージアムデザインの法則

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ミュージアムコンテンツの開発とコンテンツマーケティングには、共通する重要な法則がある。それは、記憶に残る体験を用意することだ。最後にミュージアムを訪れたときのことを思い出してほしい。ユーザー体験の3Dバージョンを巡っていたことに気づいただろうか?それはコンテンツマーケッターとして、あなたが作成を試みていることなのだ。

Tall Order CommunicationsのオーナーNoelle Chorney氏は、ミュージアムのコンテンツディベロッパーとしてキャリアをスタートした。彼女はデジタルコンテンツの世界に足を踏み入れたとき、すぐにコンテンツキュレーションやコンテンツの芸術性におけるミュージアムとの共通性に気づいたという。

ミュージアムデザイナーは作業を複数の部署と、マルチディメンションで行う。ミュージアムのゴールは、ストーリーを通じて体全体でユーザー体験を味わってもらうことだ。コンテンツがミュージアムを形成することをベストとする。まずクリエイターは、オーディエンスに伝えたいストーリーをどのようにエンゲージするのかをイメージする。伝え方は手作りのパネルや展示物、バーチャルリアリティ、オーディオビジュアル、コンピューターゲームなどさまざまだ。

Chorney氏にとってミュージアムの体験は、デジタルコンテンツの領域に移行するのに大いに役立ったという。ミュージアムの館長ほど、コンテンツの細部にこだわる職業はないのかもしれない。ミュージアムのコンテンツディベロッパーや展示デザイナーは、過酷なスタンダードに応えるため気の抜けない日々を送っている。

3D以上の多次元ストーリーを語ったり、芸術の解釈をプログラム作成したりする体験は、デジタルコンテンツを扱う際のユーザーにフォーカスする意識を持つことに役立っているという。相手はビジターからユーザーに変わったが、本質は変わらない。経験豊かなクリエイターとして、彼らにサービスを提供するのがクリエイターの役目なのだ。

オーディエンスを理解しきれないときは、幅広いユーザーを対象にコンテンツを作る

オーディエンスへのアプローチ方法が、ミュージアムデザインとコンテンツマーケティングの重要な共通点のひとつになる。ミュージアムデザイナーが最初に考慮するのが、オーディエンスについてだ。だが、例えば子どもなど特定の年齢層をターゲットにしない限り、展示客はすべての人を対象にすべきだろう。

コンテンツマーケッターは、ターゲットとすべきオーディエンスが明確な場合、とてもラッキーな状態といえる。オーディエンスの好みに応じた、適切で意味のあるコンテンツを作成・発信できるからだ。だが、新しく幅広いオーディエンスのリーチをゴールとする場合、可能性を狭めていることになる。そんなときはミュージアムのチャレンジ精神を参考にすべきだろう。今週末ミュージアムに足を運び、マーケッターの視点で体感してみてはいかがだろう。
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