Michael Porter氏のアプローチ:ビジネスの共有価値の創造(CSV)

CSV

キャピタリズムが不信の目で見られている。それを理由に会社が、社会、環境、経済問題の元凶とされることも少なくない。世界中の多くの企業が、企業の社会的責任(CSR)活動に取り組んでいるはずなのだが。

社会の問題が複雑化する中、企業はどのようにして信頼を取り戻せるのだろう?そしてキャピタリズムから脱却し、社会的ニーズに応えながら成長してゆけるのか?そのソリューションが、Michael Porter教授が提唱する共有価値の創造(CSV)だ。

CSVのフレームワークのもとでは、経済的価値を生み出すと同時に、社会的チャレンジやニーズを解決する。
企業はビジネス活動で利益をあげながら、財政、住宅、栄養、健康、環境などの社会問題を改善する。共有価値のコンセプトは、企業やビジネス競争戦略の議論をリードするオーソリティMichael Porter教授をオリジナルとする。Porter教授は度々、地域、州、国の経済発展や競争について語っている。また、社会問題やヘルスケア、CSR、環境問題への競争原理適用についても研究している。

モダン戦略とビジネス競争の父として知られるPorter教授は、さまざまな調査とランキングで、最も影響力のあるソートリーダーとして名前があげられる。
特に企業のマネージメントと競争力のエリアで名高い。Porter教授は共有価値の創造について書いたとき、ハーバードビジネススクールの教授だった。Porter教授の執筆活動は、医療供給システム、競争と戦略などについて125以上の記事、19冊の本に及ぶ。
また、NOPやグローバル企業、政府などの戦略コンサルタントとして活躍している。Porter教授は、大きなビジネスは単に利益目的だけでなく、共有価値の創造を念頭に置くように変わる必要があるという。

大きなビジネスが主導し弾みをつけることで、生産性の向上やグローバルエコノミーのイノベーションにつながる波を起こす。
共有価値は単に寄付や慈善事業からの利益配分とは違う。また通常の企業のような、シェアホルダーの利益優先システムとも距離を置く。
共有価値とは、社会と経済にとって意味のある価値を創ることだ。その恩恵は、社会とビジネスのコストを超えるものになるだろう。
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