コンシューマーがあなたのビデオを視聴しエンゲージする理由

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Verizon Communications Inc.は、440億ドルのキャッシュでAOLを買収した。さらに2016年7月同社は、Yahoo! Inc.を約480億ドルのキャッシュで買収する計画を発表している。
2017年第1四半期にYahoo!は AOLに統合され、月約2億2500万のアクティブユーザーを抱えるグローバルブランドのパートナーとなる。

そのため、2017年にVerizonのAOL-Yahooがどのようにコンテンツ戦略を展開するのかが注目を集めている。AOL-Yahooに対する多くのブランドやエージェンシーのリサーチから、デジタルビデオマーケティングのトレンドが見えてくる。

なぜコンシューマーはビデオを視聴するのか?

AOLは最近、コンシューマーがビデオなどコンテンツにエンゲージするエモーションについてのリサーチを行った。
リサーチを実施したのはブラジル、カナダ、ドイツ、イタリア、日本、スペイン、英国、米国の8カ国で、なぜコンテンツにエンゲージするのかにフォーカスしたものだった。

AOLが分析したのは5万5000の“コンテンツモーメント”。コンテンツモーメントとは、記事、ビデオ、ブログポストなど特定コンテンツのフォームに人々がエンゲージする瞬間のことである。
そして、デジタルコンテンツモーメントを促す8種類のエモーションがあることを発見した。そのエモーションとは、知る、快適、つながる、楽しい、好感触、発見する、インスパイアされる、ソーシャルな感動の8タイプだ。それぞれのコンテンツを構成箇所は、ひとつのコンテンツセグメントにフィットし、セグメントはお互いに排他的であることが分かった。

このリサーチからブランドやエージェンシーが学べることは多い。
例えば、米国のコンシューマーの4大コンテンツモーメントは、インスパイアされる、好感触、楽しい、ソーシャルな感動だった。
それらのコンテンツモーメントは他の国でも割合が高いため、万国共通のコンテンツに対するエモーションといえる。さらに米国では、「つながる」と「快適」のコンテンツエモーションが他の国より高かったが、「発見する」に関しては低い傾向があった。ちなみに「発見する」はイタリアで上から2番目に高かった。

また、大きなスクリーンのデバイスの方が視聴時間が長くなる、米国のコンシューマーはコンテンツモーメントにリラックスやエスケープの要素を目的とし、長くビデオを視聴する、コンテンツモーメントのタイプは1日の時間帯によって変わるなどの発見があった。性別や年齢から「誰」がコンテンツにエンゲージするのではなく、「なぜ」コンテンツにエンゲージするのかにフォーカスしたユニークな試みだ。

デジタルビデオコンテンツマーケティングの成長は今後も見込まれ、ブランドはYouTube、Facebook、Twitter、Instagramの使用を続けていくべきだ。
Tubular labsのデータでは、これら動画プラットフォームは過去365日間トップ4を維持しているという。
だがブランドとエージェンシーは、VerizonによるAOLとYahoo!の統合について長い目で見る必要がある。これからの365日で、マーケッターはこのコンビネーションから大量のオーディエンスを提供されるかもしれない。
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