ビッグブランドは明るい未来を約束するか?

ブランディング

ビッグブランドが、さまざまな社会問題の元凶と考えられることがよくある。例えば砂糖を多く含んだ食品、低賃金労働、プライバシーの侵害、売り上げアップのための嘘など。その原因は大規模な製造工程や設備、需要以上の大量生産という大企業のイメージや、コスト効率の高い経営に迅速に対応できないビッグブランドにある。

その対照的な存在として注目を集めているのが、スタートアップ企業ビジネスだ。新しく少人数で立ち上げられた企業は、サステナビリティ、倫理、公正の価値を重んじる傾向にある。コンパクトで素早くスマートな対応ができるスタートアップ企業にとって、それらは特に目新しいコンセプトではない。そのため数百万のコンシューマーが、積極的にスタートアップ企業とのエンゲージを望んでおり、共に働きたいと考えている。

スタートアップ企業が私たちの未来?

スタートアップ企業が未来のメインストリームになるのかといえば、そうでもない。
現実や考え方、分析をシンプル化した場合、その可能性も完全には排除できないという話だ。それは、スタートアップ企業の特徴であるシンプルさが要因している。
スタートアップ企業はゼロからのスタートで、自然により良いプロセス、ビジネスモデル、インフラを採用できるのも一因だ。だがスタートアップ企業には、リーチやリソースが不足するという弱点もある。そのため、広範囲の変化をもたらすためのスケール/パワー不足は否めない。

やはり未来はビッグブランドが担うのか?

Trend Watchingによれば、答えはイエスになる。
問題の原因がビッグブランドにあるとすれば、彼らが良い存在に変わる方法を考えてみよう。
例えばコカ・コーラ、トヨタ、マクドナルド、スターバックスなどの世界的ビッグブランドは、消費主義の救世主となり得るだろうか?より良い世界を作るための、影の立役者になれるだろうか?

 ビッグブランドのターゲットオーディエンスは巨大で、リソースや人材も豊富にある。
さらに、数十年以上蓄積された、専門分野のスキルや知識もある。
ではTrend Watchingは、このようなリソースをより良い目的のために使うべきと考えているのだろうか?

ビッグブランドが進むべき未来

ビッグブランドがそれぞれ得意とする分野の問題を解決する方向に、私たちが導くべきだろうか?そんなことは本当に可能なのか?ブランドの立場で考えてみよう。

社会問題の解決を考慮した企業活動は、ライバルブランドよりパワフルでポジティブなイメージを周知するだけでなく、セールスの向上にもの寄与する。
最近のコンシューマーはスマートで環境や健康への意識が高く、どのようなブランドを選ぶべきかの基準を持っている。2016年のEdelman Trust Barometerによると、8割のコンシューマーが社会的問題を解決する責任は、ビジネス側にあると回答している。
未来でもインパクトを残すために、ビッグブランドが目指すべき方向がそこからみえてくるずだ。
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