伝統的なメディアを変えるオンラインビデオのパワー

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「ビデオプロデューサーのように考え行動するパブリッシャーが増えている」。Ooyalaの“メディア産業は今“というタイトルのレポートからの言葉だ。

このことは伝統的なメディアとデジタルメディアの新参者、どちらにも当てはまる。

データに基づいたビデオコンテンツが、曲がり角に差し掛かっていることを調査は明らかにした。

ROI(投資対効果)の高いコンテンツは、コンシューマー向けにパーソナル化されたストーリーに変わりつつあるという。その他、レポートが強調しているポイントを見ていこう。

ソーシャルメディアでニュースをチェックするミレニアル世代

ベビーブーマーが新聞の読者の3分の2を占める一方で、ミレニアル世代はニュースをデジタル版かソーシャルメディアのニュースフィードでチェックしているという。
ミレニアル世代はビジュアルコンテンツだけでなく、紙面ではオファーが不可能な超新鮮でシェアできるビデオニュースを好む。

その現状を的確に認識しているメディア大手Meredithは、Unconventional Studiosとパートナー契約を結び、ミレニアル世代の女性をターゲットにしたデジタルマガジン向けに、ライフスタイルビデオを作成する。そしてThe Independentは、英国で初のデジタル版に特化した全国紙になった。

モバイルファーストの時代に

comScoreのデータによると、デスクトップでのインターネット使用は2015年にピークを迎え、その後徐々に減少している。

代わりにモバイルによる使用が増加し、特にソーシャルプラットフォームでのビデオの消費が急増しているという。

そのため多くのメディアカンパニーがモバイルファーストのコンテンツ作成・発信にフォーカスし、コンシューマーのニーズに応え、競争に後れをとらないよう努力している。Hearstによる、Verizonとのジョイントコンテンツ“Go90video”がその代表例だ。

ミレニアルの次の世代

21歳より下のジェネレーションZ世代は、まったく新しい傾向をみせ、それは明らかにミレニアル世代とは違う。

彼らは単にコンテンツを消費するのではなく、制作プロセスに関わりたがっている。しかも前世代より社会性が高く、テクノロジーに精通している。ミレニアル世代よりスマートフォンやタブレットの使用時間は長く、ショート/ロングビデオともパーソナライゼーションを優先するパブリッシャーを求めている。

進むパートナーシップ

2016年のReuters Institute Digital Leadersの調査では、デジタルリーダーの79%が今後ビデオの投資を増やすと回答した。

さらにコンテンツの質を高め、オーディエンスを増やすため、パートナーシップや買収の動きが加速するという。
例えばNBCUniversalはVoxとBuzzFeedどちらにも投資している。

今後も成長著しいビデオコンテンツを巡る動きには注意が必要だ。
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