マシンラーニングはSEOランキングの新モデルを生み出したか?

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 GoogleがRankBrainをランキングアルゴリズムに組み込んだとき、多くのマーケッターがSEOへの影響を心配したものだ。コラムリストのLarry Kim氏は、RankBrainがユーザーシグナルの重要性を大きく高めたと指摘する。Googleが検索結果でページをランキングする方法は、2年前のそれとは大きく違う。なぜか?それは2015年初頭から徐々にマシンラーニング人工知能システムを導入し、Googleランキングアルゴリズムのプロセスに取り入れてきたからだ。では、マシンラーニングがランキングに与える影響はどういったものだろう?

 SEOは昔、リンクビルディングと正しいキーワードの設定がすべてだった。リンクとキーワードは現在でも重要だが、マシンラーニングは伝統的なSEOランキングモデルを新しいものに変えたのだ。

新しいSEOランキングモデル

 SEOランキングの新モデルとは何か?正確にそれを把握しているマーケッターはいないかもしれない。そこで、コラムリストKim氏のセオリーを紹介する。

検索者がクエリを入力すると、Googleは既存のランキングファクターをベースに関連度の高いオーガニック検索結果をリターンする。マシンラーニングは、このトップ“レイヤー”として存在する。つまり、ランキングの最終裁定者、またはクオリティコントローラとして機能するのだ。

ランキング上位のサイトについてGoogleが「素晴らしい、このページはクロールとインデックスに成功した。ページは強力なドメインと高い専門性、そして権威性と信頼性を備えることを証明する」とお墨付きを与えたことになる。コンテンツはマシンと検索者にとって理解しやすく最適化されたものであり、検索者の意向とマッチしていることを意味する。

しかし重要なのは、実際に人がクリックし、エンゲージするサイトであるかどうかである。もしあなたが作成したコンテンツがランキング上位にきても、クリックされなければ完璧なSEOだとしても不完全になる。例え多くのバックリンクを獲得し、正しいキーワードによる最適化ができていたとしても、エンゲージ率が低ければアウトと判断されるのだ。

 もちろん突然退場を言いつけられる訳ではない。Googleは関連度の高いクエリにおけるあなたのページのオーディションを継続する。しかし、エンゲージメントにつながらない状態が続けば、徐々に除外されることになる。月々3%ずつトラフィックが減少し、気づいたときには手遅れになっているだろう。最終的に、ランキングのコネクションから外されることになるのだ。

 当然、エンゲージに結びつくページを所有したいと多くのマーケッターが願うはずだ。それらはあなたにとって最も価値のあるページとなり、Googleのマシンテストをパスするだろう。同時に、リスクにあるページも知りたいはずだ。エンゲージの低いコンテンツは、マシンラーニングによりランキングから外されてしまうからだ。今回紹介したセオリーは、いくつかの事例に基づいたものであり、今のところGoogleアルゴリズムに完全に適応する手法は存在しないことだけは覚えておいてほしい。
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