NLCレポートが推奨するスマートシティ開発

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都市のランドスケープがスマート化・コネクテッド化しつつある中、未来のゴールとしてスマートテクノロジーにフォーカスする都市が増えている。National League of Cities(NLC)のレポートより、スマートシティ化のために推奨する方法を紹介する。

街は達成すべき成果を前もって熟慮すべき

 データは集めるだけでは不十分だ。情報は関連度が高く、分析結果は問題解決の手段として活かされなければ意味がない。“街は対応すべき公共問題は何か、その問題を解決するために必要なデータは何かを明確にすべきだ。そして公共問題の査定とデータ収集は、既にある街の包括的なプランやビジョンから派生したものがよい”とスマートシティ開発トレンドレポートは指摘する。

街は大学、NPO、民間企業と協力すべき

 スマートシティを開発するにあたり、街は広範な組織とパートナーシップを結ぶべきだ。パートナーシップには、ファンドや実証試験などが得られるというメリットがある。大学やNPO、民間企業をはじめ、他の街とも提携ができる。多くの公共問題は複雑なため、ひとつの組織で解決するのは難しい。多様な問題を複数の組織で対処できるところに、パートナーシップのアドバンテージがある。街はスマートシティ開発のためのベストな実践法とフレームワークを見つける必要がある。活用できるテクノロジーの範囲は広く、比較的新しいテクノロジーはいまだ成文化されていない。

 The National Institute of Standards and Technology(NIST)はスマートシティ開発のためのフレームワーク作りに取り組んでおり、情報開発やコミュニティテクノロジーの相互運用、ポータビリティに対処している。スマートシティを目指すのであれば、そのようなベストな実践法とフレームワークを見つけ、適用しなければならない。

NLCレポートを活用する

 NLCの主要なパートナーUrban InnovationのNicole Dupuis氏は次のように語る。「スマートシティ化の動きはまだ始まったばかりだが、巨大なメトロポリタンエリアでは大規模な動きをみせている。またスマートシティに興味を示す街のリーダーたちも増えている。レポートで広めたいのはそのことと、まだスマートシティに馴染みのない人たちにも情報に触れてほしい」。さらに「今では関連機器を販売している民間企業がスマートシティを主導しているが、レポートが公共セクターへのスマートシティに対する関心を高めることを期待している。スマートシティに無関心だった街のリーダーたちがレポートに触発され、街の未来をみたときに次に何が起こり、何が必要なのかを理解する助けにしてほしく、レポートの作成と公表を決断した」とレポートの反応に対する期待を語った。
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