動画マーケティングのロジカル・エモーショナルな役割

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マーケティングとはサイエンスというより、アートの要素が大きい。特に動画マーケティングにその傾向が強くみられる。カメラの後ろには、どんな産業にかかわらず成功を約束する決まったルールはない。私たちが思う動画のイメージを破壊するような、驚きと同時に喜びの感情を引き出せるのがベストな動画マーケティングなのかもしれない。

もちろん、動画マーケティングにはまったくルールが存在しないわけではない。特にロジカルやエモーショナルな役割についてのルールは、とても重要になる。そのふたつの要素の関係性を理解することが、動画マーケティングの可能性を広げる。

動画マーケティング戦略:ロジックVSエモーション

まず、マーケティングにおけるロジックとエモーションが何を意味するのかを知っておきたい。ロジカルな広告とは、製品や販売についての詳細をカスタマーに伝え、その製品を求める実質的な理由を考えるよう促す。ロジカル広告の代表的な例が、ダイソンの掃除機のCMだ。機能の詳しい説明と実際のデモンストレーションは、コンシューマーの利便性を納得させるには十分だろう。ダイソンはテクノロジーの評判を高める手段を選択したため、マーケティングに関しての言及はほとんどしていない。

しかし、ダイソンのような企業は少ない。ほとんどの企業が、テクノロジー以外の要素でブランドのアイデンティティの構築に努めている。それがコンシューマーとのエモーショナルな結びつきだ。コンシューマーが広告キャンペーンとエモーショナルな結びつきを持つとき、無意識にブランドにも同じエモーションを抱くようになる。もしそのエモーションがポジティブで生活に基づいたものだと、その結びつきは強力なものになる。そのプロセスには多少時間を要するが、ブランド認識における既存の顧客と、見込み顧客に及ぼす影響は絶大なものになる。

ロジックとエモーションのバランスを保つ

コンテンツのロジックとエモーションの適切なバランスを保つためには、自身のブランドのアイデンティティや特徴、オーディエンスを理解し、マーケティング戦略に取り込む必要がある。動画広告とは、人の生の感情やユーモア、視点を表現するため、自然にエモーショナルな見方をされる。だが動画のメリットを最大限に引き出すことで、3Dアニメーションなど最新技術を利用した製品情報の伝達にも力を発揮する。ウェブにおける動画の占める割合が増加する中、動画マーケティングではロジックとエモーションの適切なバランスを保つことが、競争の厳しい市場でブランドの存在感を高めるために決定的に重要なのだ。
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