コンシューマーに気づかせるブランディングとは

ブランディング

広告を7回出して、初めてコンシューマーに気づいてもらえる、とはよく聞く格言である。しかし、マーケティング戦略はデジタルの時代に入り、進化し続けている。この古いルールは、現代には当てはまらない。だが、ブランドをコンシューマーに気づかせるのは、やはり簡単ではないのが実情だ。

あなたのブランドは、企業としてのアイデンティティを反映する。そのため企業は、コンシューマーに存在価値を示すことをブランドに期待している。しかも、適切なオーディエンスに気づいてほしいと願っている。そのために何をすべきか、参考になるヒントをいくつか紹介したい。

ロゴを目立たせる

最初に確認すべきは、ロゴに使うブランド名が、ターゲットオーディエンスと共鳴するかどうかである。この段階をスキップしてしまえば、後でリブランドが必要になるなど時間の浪費につながるため、すべての作業に先んじて確かめる必要がある。

ロゴにはあなたのブランドを象徴する役割があり、コンシューマーのビジュアルに直接訴えかける効果を持つ。そしてロゴにとって、カラーは重要な意味を持つ。カラーの心理学は、基本的なものでも考慮する必要がある。カラーには人それぞれのバイアスがあるため、誰にでも同じ効果を与えるわけではないが、そのインパクトは無視できない。例えばイエローは楽観的で、明快さや暖かさを、ブルーは信用と信頼、そして強さを表現する。そのような色の効果を知ることで、リードやカスタマーに正しいシグナルを発信できる。

それ以外にも、フォントもロゴのイメージを左右する。セリフフォントは信頼を、サンセリフフォントは正直さを感じさせる。またロゴの形状からも、カスタマーに与える印象が大きく変わる。社内にプロのデザイナーやイラストレーターがいない場合は、専門の外注サービスを活用することをすすめる。

マーケティングアイテムの効果

文房具やカタログ、チラシ、マグカップ、USBチャージャーなど、カスタマーがこのようなプロモーション向けアイテムを直接使うことで、ブランドに気づかせるマーケティングツールになる。そこにはロゴと同じ法則が働く。アイテムに重要なのが、イメージの要素だ。もし、ターゲットオーディエンスに対する理解が深ければ正しいイメージの選択が可能になり、ブランディングの成功の可能性が高くなる。例えばミレニアム世代にアピールする場合は楽しさ、スピード、エキサイトメント、アクション、チェンジなどの要素を優先させる。“手短な喜び”を求める世代に、小難しく手の込んだ、使うのに苦労が伴うアイテムは受け入れられないだろう。

ブランディングは、企業の成功を約束する重要なファクターである。そのため、正しいブランディングを知り実践することは、企業全体のために不可欠なこととなる。魅力的なブランドを持つことで、コンシューマーのポジティブな感情とブランドが結びつく。その段階まで到達すると、顧客としてエンゲージするのが容易になるだろう。
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