2017年のデジタルマーケティングトレンド予測

ブランディング

デジタルマーケティング産業の勢いに、衰えは感じられない。チャンネルの多様化やマーケティング戦略の巧妙化など、カスタマー獲得戦術は進化し続けている。そしてソーシャルウェブは、ターゲットオーディエンスにリーチするフォーマットや新たなチャンネルを安定的に生み出している。だが、ユニークなメッセージの作成、ターゲットオーディエンスの理解、見込み客が集う場所を知ることの重要性など、マーケティングのベーシックは変わらない。一方でマーケッターは、進化し続けるマーケティング戦略に適応するため、常にコンテンツの消費パターンを学び、理解するスキルを磨かなければならない。

最新の調査によると、世界中のマーケッターの51.9%が、ビデオコンテンツがベストなROIを生むと回答している。またCiscoは、2020年までにインターネットトラフィックの82%をビデオが占めると予測する。一方で、マーケッターの発信するビデオを観たいと回答したオーディエンスは、43%に過ぎなかった。2017にマーケティング戦術に取り組むべき、成長が予測される効果的なマーケティング戦略をみていこう。

Snapchatのジオフィルター

Snapchatはブランドにとって、直接カスタマーとつながることができる効果的なチャンネルのひとつである。Agenta BetaのAndrew Medal氏は、Snapchatの簡単なフィルター機能を備えたジオフィルターを活用し、多くのカスタマーのエンゲージメントを獲得しているという。Snapchatのジオフィルターとは、Snapchatのフォトや動画にかぶせることができるフィルターイメージのことだ。例えばブランドのメッセージやロゴのイメージを挿入すれば、Snapchatのユーザーへのブランド露出を高められる。

 ジオフィルターの魅力は、ブランドにとって効果的な利用法が十分に浸透していないところだ。アーリーアダプターは、1日1億5000万人のアクティブユーザーと100億回の再生回数を誇るソーシャルメディアで、優位な立場を確保できるはずだ。

2017年はビデオチャンネルが爆発的に成長する

 2016年はモバイルユーザーが爆発的に増え、バイラルビデオがインターネットで広く消費され、オーガニックリーチは急降下し、コンテンツマーケティングがメインストリームに成長した年だった。2016年がオンラインビデオの普及が進んだ年だとしたら、2017年は小さなモバイルスクリーン上で爆発的に拡散すると、IxigoのAashish Chopra氏は予測する。FacebookのニュースフィードからWhatsAppのファミリーグループまで、ビデオが登場する場面は劇的に増加するという。例えばインドでは、2020年までにスマートフォンユーザーが7億人になるとNASSCOMは予測し、2017年は急激なカーブの上昇がみられるという。2017年のマーケティング戦術の最有力候補として、ビデオコンテンツの取り込みは必ず押さえておくべきだろう。
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