コンテンツマーケティングを失敗させる典型的なアプローチ

コンテンツマーケティング

最新B2Bリサーチによると、回答者の89%がコンテンツマーケティングを採用しているという。しかし、とても効率的なコンテンツマーケティング戦略ができていると回答したのはわずか5%に過ぎず、適度に、もしくは僅かな効果が得られたとの回答が64%を占めた。マーケッターにとって、コンテンツマーケティングを改善する余地が大きいのは明らかだ。コンテンツマーケティングを失敗させるのは、思ったより簡単だ。これから紹介する典型的な失敗するアプローチから、コンテンツマーケティングを成功させる方法を学んでみよう。

明確なゴールと目標を持たないコンテンツを発信する

特定のゴールに応じて効果を発揮する、さまざなまなタイプのコンテンツがある。そのため、コンテンツを作成する前には、必ずゴールを明確にすることが重要になる。コンバージョンがゴールの場合、見込み顧客をセールスファネルに導くコンテンツが必要になる。ファネルの各ステージでカスタマーの問題点を解決し、最終段階の購買に至るまでステップバイステップでサポートするのだ。

オーディエンスに対する理解不足

どのような刺激に反応するのかは、人によって異なる。コンテンツも同じで、どのコンテンツに反応するのかは人次第である。そのため、どのような人があなたのコンテンツに反応するのかを知ることは、成功するコンテンツ作成のために必ず必要になる。例えばオーディエンスのデモグラフィックス、興味の対象、問題点、コンテンツの消費方法、あなたから購買する理由など。オーディエンスの理解なしに、効果的にリーチするコンテンツを作成することは難しいのだ。

失敗から学ぶ重要さ

 失敗したコンテンツはきれいさっぱり片付け、何もなかったように振る舞いたい気持ちも理解できる。だが、失敗を恥じる必要はない。次に、同じ失敗を繰り返さないことが重要なのだ。なぜコンテンツが、オーディエンスに受け入れられなかったのか?オーディエンスの理解に失敗したのか?フォーマットの選択が間違いだったのか?タイトルがドライで、関連性を示すことができなかったのか?もしくは、単に興味を引くコンテンツではなかったのか?問題の原因分析し、同じ失敗を繰り返さないために覚えておくことだ。

 パフォーマンスの高いコンテンツも、成功の理由を知ることが重要だ。そして、失敗コンテンツと組み合わせることで、失敗要素を打ち消し新たなコンテンツを作成・発信するのが理想的コンテンツマーケティングだ。

コンテンツマーケティングの失敗を防ぐ3つの方法とは

アインシュタインは狂気を、「同じことを繰り返しながら、違う結果を望むこと」と定義付けた。
もしあなたのコンテンツマーケティングがオートパイロット状態で、しかもあなたが望む結果が出ていないとしたら・・・。
あなたが正気を失っているとまでは言わないが、もっとフレッシュなやり方に変えたほうが良いのではないだろうか。

優れたコンテンツであっても、問題がないわけではない。
例えばイノベーションを起こすようなテクノロジーの商品やサービスを紹介する場合、どのようなイノベーションかをしっかりとカバー出来ていない場合、コンテンツがむしろ商品やサービスの脚を引っ張る結果に陥るだろう。
そのようなコンテンツマーケティングの失敗を防ぐ、3つのポイントについて述べてみよう。

1. 別の産業にも目を向ける

Krister Shalm氏は、量子力学に関係する仕事をしている。
ほとんどの人にとって、ちんぷんかんぷんなトピックであろう。
しかしShalm氏は、量子力学を一般の人に分かりやすく、しかも面白く説明できる能力を持つ。
彼が最近トーク会で話したのが、「量子力学とハリー・ポッターの魔法」である。
量子力学が人気シリーズでどのように活かされているのかを示すことで、2日間のトークショーのチケットは売り切れ、あらゆる年代の人たちに、教育を施すことができたのである。

あなたの属する産業について、別のホットな話題と絡めたコンテンツにすることで、今まで関心を持たなかった人たちの興味を惹きつけることも可能になるだろう。

2. メディアを変える

サイトの訪問者がホワイトペーパーを望んでいるのに、いつもデータシートを提供してはいないだろうか?
理想的なオーディエンスにコンテンツが届いていないと感じたら、コンテンツの発信方法を変えてみよう。
オーディエンスとのコミュニケーション構築にあたり、ベストなコンテンツとは何か考えてみよう。
もしオーディエンスがオーディオ学習者だとしたら、ポッドキャストのレコードを望むだろう。
そしてYouTubeの閲覧時間が長いオーディエンスには、動画によるコンテンツを提供するのだ。

3. 既存のメディアで新たな試みを

信頼性の高いプリントメディアにコンテンツを掲載するなど、今までとは違ったアプローチをとることで、フレッシュなコンテンツマーケティングを展開できるようになる。
例えば次のホワイトペーパーに、リーダーの産業や役割に関する動画やカスタムコンテンツなどインタラクティブな素材を採用する手法もある。
また既存のコンテンツにコメントやソーシャルシェア機能を追加することで、よりソーシャルなコンテンツに変えることもできるだろう。
このような新たな手法を試みることで、企業の情報をより多くの人たちにシェア出来ると共に、あなたのメッセージがより魅力的になり、アクセスを増やす結果につながるだろう。

あなたのメッセージをウェブの世界で埋没させないために取り得る方法はいくつも存在するだろう。
しかし最も重要なのは、顧客のニーズを満たす関連性の高い情報を提供することであることを覚えておいて欲しい。

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