マーケッターが2017年に考えるべきコンテンツマーケティング産業の変化

コンテンツマーケティング

新たな年を迎え、コンテンツマーケティングを見直すには最適な時期になった。産業はどのように変化したのか、そしてどのように変わっていくのかを考える理想的なタイミングだ。長年パブリッシングとマーケティングに関わってきたエキスパートは、産業の大きな進化をみてきたという。その中でも重要な変化についてみていくことで、今後マーケッターがとるべきアクションを考えてみたい。

変化1:コンテンツの希少性で迅速なレスポンスを促す

無料ウェビナーの動画を、無期限でサイトにアップする企業はめずらしくない。しかし、24時間や48時間の限定公開にすることで、「今すぐ視聴しないと機会を失う」として新たなプロモーションが可能になる。見込み客の心理に、迅速なレスポンスを促すことができるのだ。マーケッターは見込み客に、いつでもコンテンツにアクセスできると思わせないことだ。彼らが再びコンテンツにアクセスしようと試みる保証はないし、そのまま忘れ去られてしまうかもしれない。

変化2:調査に基づいた製品やサービスだと強調する

マーケッターは、コンテンツの理想化やプロダクションプロセスに見込み客や顧客を巻き込む傾向を強めてきた。作家のRyan Levesque氏は、2015年の著書『Ask:直感に頼らないオンライン手法、顧客に尋ねて本当のニーズをつかむ』で詳しく説明した通りだ。マーケッターは無料、もしくは低コストのEメール調査プログラムを長年実践し、基本的なニーズの把握に努めてきた。Levesque氏のAsk方式は、オーディエンスに詳細なニーズを尋ねることで、製品やサービスの開発に大いに役立てらることを証明したのだ。マーケッターは、自分たちがエキスパートだというプライドを捨て、オーディエンスの意見こそが真の答えだということを認識する必要がある。

変化3:クラウドソースを活用し、カスタム・プレミアムコンテンツを作成する

500pxが、写真のストックのコンセプトを次のレベルに高めている。 500pxは、”世界中のクリエイティブによる写真の発見、シェア、販売が可能なフォトコミュニティ”と自らを称す。注目すべき特徴が”クエスト機能”だ。マーケッターが求めている写真を申し出れば、その求めに応じる写真が期限内に撮影される。ニュージーランド航空はこの写真専用クラウドソーシングサイトを、ナンバーズゲーム向けに利用している。作品が採用された写真家には、ニュージーランドから世界のどこへでも行けるペアの航空チケットがプレゼントされた。これまで常識だった専属の写真家による作品や、オンラインのフォトギャラリーのストック写真の利用だけではなく、求めに応じた作品を提供してくれるクラウドソーシングの活用が今後は進むだろう。リワードを用意することで、思いがけない素晴らしい作品との出会いが期待できるだろう。
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