Googleの動向から読む、ライバルに差を付けるモバイルデバイス向け最適化

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2016年、避けられない事態がついに訪れた。ウェブサイトのアクセスデバイスとして、モバイルの利用がデスクトップを上回ったのだ。2015年には既にGoogleが、モバイルによる検索が他のデバイスを超えたことを発表しており、このニュースが人々に驚きを持って迎えられることはなかった。だが、確かに真のモバイル時代が到来したのだ。

しかし、レスポンシブウェブデザインの充実化が進む中、多くのサイトではユーザビリティに欠けている。ほとんどのサイトがデスクトップで作成された後、モバイル向けに対応させていることに原因があるようだ。例えばデスクトップ上でさえ面倒なフォームの入力は、モバイル上ではさらにユーザーの手を患わせる。モバイルファーストの競争が激化するとみられる2017年には、改善すべきポイントであることに間違いはない。ではGoogleの動向から、モバイルユーザー向け最適化の重要性についてみていきたい。

Google向けの最適化

「2017年に実践すべきモバイル向けSEO」、に関する記事が注目を集めており、GoogleのGary Illyes氏もモバイルの重要性を指摘している。Googleがモバイル最適化の重要性を強調するのは、次のような理由からだ。

・デスクトップからの検索を、スマートフォンからの検索が上回っている
・モバイルフレンドリーでないサイトからユーザーが去る率は、5倍高い
・サイトのローディングが3秒以上かかる場合、約半数のユーザーはサイトを去る

モバイルデバイスからの検索がPCを上回るということは、モバイルがより多くのページビューを生むことを意味する。サイトがモバイルフレンドリーでなければ、モバイルから閲覧しようとは思わなくなるのは当然だ。読み込みの遅いページを、忍耐強く待つユーザーは少ない。

さらに、モバイルファーストインデックスのローンチが、デスクトップファーストのアプローチに終止符を打つだろう。モバイルファーストを重視するGoogle検索の流れは決定的になったのだ。現在のところ基本的にはデスクトップ向けサイトをベースに表示ランキングが決まっているが、完全にモバイルファーストインデックスに移行すれば、コンテンツやリンクなどモバイルサイトのファクターがランキングを決定するようになる。スピードなどのユーザー体験も、検索エンジンのビジビリティを左右する重要なキーになるだろう。デスクトップ向けサイトが無視される訳ではないが、第二のファクターでしかなくなるのだ。

レスポンシブウェブデザインやページ表示のスピードだけでなく、モバイルデバイスユーザー体験の観点からサイトを評価することが重要になる。あらゆる面でモバイルに適したウェブサイトを構築することでユーザーの利便性は高まり、自然にコンバージョン率も向上する。

Googleの目的は、ユーザーに最適なウェブサイトを提供することである。そのため、ユーザーフレンドリーなサイトはランキング上位に表示される傾向にあり、SEOの面でも優位に立てる。2017年、ライバルに差を付けるコンテンツマーケティング戦略として、モバイルデバイス向けの最適化に取り組んでみてはいかがだろう。
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