ウェブデザインを工夫してブランドを構築する

ブランディング

まず、ブランドとは何だろう?一言でいえば、ブランドはシンボルである。シンボルとは何かを表現するデザインであり、ブランドとはあらゆる関係事項を抽象的に組み立てることで形成されるデザインといえる。

会社が一貫したイメージやサウンド、フレーズ、ロゴを提供し続けた結果、オーディエンス自らがブランドのデザインを作り出す。ブランドはカスタマーを獲得し、関係性を維持するために不可欠なものである。オーディエンスとブランドのつながりは、広告などを通じブランドに繰り返し触れたり見たり、体験することで生まれる。そして、オーディエンスの意識の中にブランドが入り込めれば、似たような製品の中から馴染みのブランドとして認識し、購買してくれる可能性が高くなるのだ。

オーディエンスの意識に訴えかけるには、ウェブデザインを工夫する必要がある。ウェブデザインにより、ブランドはオーディエンスが何を期待できるかを訴えなければならない。人々は不確実性を感じると、より効果が期待できる安全なものを選択する傾向がある。人々がブランドを知るということは、何を期待できるのかを知ることでもあるのだ。

ブランディングはさまざまなタイプのメディアを通じて行われる、複雑なプロセスである。製品のパッケージからTVコマーシャル、雑誌の広告、店舗のデコレーション、ロゴデザインなどもメディアに含まれる。その中でも、ウェブデザインの重要性が高まっている。それは数百万ドルのブランドのウェブサイトでも、個人ブランドでも変わらない。

例えば、ウェブサイトのデザインにおけるカラーには重要な役割がある。カラーは美しさの演出だけにとどまらず、エモーションを刺激したり、無意識にさまざまな物や特性に関連付けたりする効果を持つ。赤は血圧と脈拍数を高くし、発汗を促す。そのためパッションやエナジー、パワー、エキサイトメントを表すシンボルカラーになる。エンターテイメント産業にはうってつけの色だろう。

赤とは逆に、緑は自然や環境、健康のシンボルカラーになる。見ていて落ち着くため、病院の壁などに適した色といえる。色を選ぶときは、その色に対しどのような印象を持つのかという調査を参考にし、ブランドに適したカラーにしなければならない。またグローバル企業にとっては、文化や国の違いによっても、同じ色でも別の印象を与える場合があるので注意が必要だ。

このようにウェブデザインのカラーを利用したブランディングを考慮することで、ブランドのこれまでとは違う側面を浮き彫りにし、新たな顧客を引き付けるきっかけになるかもしれない。あなたのカラーを決め、一貫して使い続けることが重要になる。頻繁に変えるようでは、確かなイメージがオーディエンスに根付くことはないだろう。
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