データで見る2016年の動画広告の傾向

ソーシャルメディア

ソーシャルメディアの動画広告を、さらに良いものに仕上げてみないか?コラムリストのAndrew Waber氏が、コンバージョン率を高めるベストな方法をデータから読み解く。
さまざまな産業で、動画広告のパフォーマンスが成熟しつつある。一方、広告のフォーマットが一般化してしまい、ユーザーに目新しい印象を届けるのが困難になっていると言われている。デジタルマーケッターは何がユーザーの注意を引くのか、そしてコンバージョン率を高めるのかを知る必要性に迫られている。
そこで最新のデータに基づき、ソーシャルメディアの動画広告を出すベストな方法を確認していきたい。

サムネイルの重要性

Facebook広告にはオートプレーのオプションがある。しかし、積極的な見たいという視聴者の意思を求めるマーケッターにとって、目を引く動画のサムネイルが必要になる。優れたサムネイルとは、リッチな見た目やアクションに溢れたイメージである。
インパクトのあるイメージは、差別化に決定的な役割を果たす。私たちの調査によると、内容の創造性に関わらずカラフルでアクションに満ちたサムネイルが、他のものよりかなり高いパフォーマンスを発揮している。

・広告コスト(Cost Per Action) ― 26%低い
・コンバージョン率 ― 8%アップ

動画にCTA(コール・トゥ・アクション)を取り入れる

動画広告は新規の見込み客や、既存の顧客をあなたのブランドに再度エンゲージするために最適な方法である。さまざまなCTAオプションを、さまざまなユーザーグループで試み、その効果をテストしてみよう。

・動画内のCTA
動画と一体化したCTA。クリック可能なURLや動画内のスクリーン(商品の写真)など

・音声CTA
ナレーターやホストが話しかけることで、ユーザーにアクションを促すCTA

・エンドカードCTA
動画の最後のパートで表示されるCTA。“今すぐダウンロード”などの文字によるCAT、他動画やソーシャルメディアへのリンクなど

ある広告主は、ひとつの動画に複数のCATを取り入れることで成功している。既存のカスタマーの再エンゲージを目的に、ある会社のマーケティングチームは音声CATとエンドカードCTAを取り入れ、ひとつのCTAの場合より26%も高いクリック率を獲得している。

また、あるゲーム制作会社は動画にさまざまなゲームのクリップをそれぞれ3秒ずつ取り入れ、クリックすることでダウンロードできるCTAを設定した。ひとつの長めのクリップを動画の始めに取り入れた場合より、非常に高い効果を示した。

・コンバージョン率 ― 22%アップ
・クリックスルー率 ― 12%アップ

動画の内容によっては効果を発揮する手法、しない手法がある。さまざまな手法を試み、もっとも効果の高い方法で自社ブランドや製品、サービスのアピールをすることで、動画視聴者のエンゲージを獲得しよう。
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