検索エンジンよりソーシャルメディアからのアクセスが勝った2015年のトップニュース

ソーシャルメディア

調査会社のParse.lyが示すソーシャルメディアの優位性。2015年のトップニュース7つのうち、5つがソーシャルメディアからのアクセスが検索エンジンよりも多かった。

ソーシャルメディアの分析を得意とするParse.lyが、ソーシャルメディアと検索エンジンのRefferal(リンクの経路)におけるパワーバランスについて、最新の調査を発表した。そして2015年のトップニュースストーリーへのアクセスでは、ソーシャルメディアが上位を占める結果が示された。
Parse.lyはFox News、Telegraph Media Group、Mashable、Business Insider、The Atlantic、Reutersなど400以上のパブリッシャーのネットワークから、最もアクセスの多かった7つのニュースを抽出した。

ストーリーは、ひとつのイベントに関連するものから選ばれた。
「ひとつの“イベント”をコアとして、そこから派生するストーリーを対象にしました。そして巨大サイトに引きずられないように、サイトのサイズをベースにデータを標準化しました」とParse.lyはブログ記事で調査方法を公開している。

調査の結果、2つのニュースストーリー、メイウェザーとパッキャオのボクシングの試合、そしてアシュレー・マディソンのハッキング以外は、ソーシャルメディアのReferralが勝ったことがわかった。

ボクシングの試合は対戦日が近づくにつれて検索エンジンからのアクセスが徐々に増え、66.4%を占めた。メイウェザーの勝利でソーシャルメディアが巻き返したが、検索エンジンの31%にはダブルスコアで離された16%に留まった。アシュレー・マディソンのストーリーはソーシャルメディアの15%に対し、検索エンジンが28%だった。Parse.lyの分析によると、内容がわいせつだったため家族や友達とシェアするより、検索エンジンを利用する傾向が現れたらしい。
結果は次の通りだ。

もちろん2015年のトップニュースに関するソーシャルメディアと検索エンジンの比較は、インターネットの傾向の一部を抜き取ったものでしかないだろう。
しかし8月の同社の報告によると、FacebookのReferralトラフィックは38.2%となり、Googleの35.2%を勝っている。
そして10にはその差は、Facebookが39.2%、Googleが34%と更に広がっており、同様の傾向がみられるのだ。

しかしすべてがこの傾向に当てはまるわけではない。
メジャーパブリッシングを顧客に持つ別の分析プロバイダーDefine Media Groupによると、New York Times、Hearst、Bloomberg、NBCUniversal、Time magazineなどへのReferralトラフィックは、ソーシャルメディアより検索エンジンが勝っている。

Defineネットワークの8-10月のReferralトラフィックは、ソーシャルメディアの22.7%に対し、検索エンジンは26.7%だった。
そして同社のBrian Provost副社長は、トップニュースが報じされた初期の段階ではソーシャルメディアが優位だろうと指摘する。
しかし48時間も経過すれば、再び検索エンジンが力を発揮するだろう、と語った。
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