ソーシャルメディア戦略より、まずすべきはコンテンツ戦略

コンテンツマーケティング

関連キーワード

TwitterFacebook

ソーシャルメディアの醍醐味は、利用者が面白く有益に感じる情報を、様々な人たちとシェアするところにある。

しかしまずマーケッターが自分自身に問いかけるべきは、「利用者が興味をもち、人々と情報を共有したくなるようなコンテンツを提供できているか?」である。

良いコンテンツ無くして、ソーシャルメディアでの成功は無い。

ソーシャルメディアの経験者であれば、ソーシャルメディアマーケティングは単にFacebookやTwitterのアカウントをもつだけではないことを理解しているだろう。
ソーシャルメディアはインターネットを介して、有益なコンテンツを配信しコミュニケーションを図るツールに過ぎないのだ。

コンテンツ戦略の重要なポイントは、有益な情報を提供し続けるところにある。その結果として、ターゲットとする顧客からの注目を維持することができる。

投資家たちが集まった部屋の中で、ビジネス交渉をすることを想像してみよう。彼らはあなたの話を期待し、投資したくなるようなアイデアを聞きたがっている。
そのような機会に必要とする資料を準備するのに、どれくらいの時間が必要だろう?1週間?それとも1ヶ月?

そのようなチャンスを準備をすることなく挑み、ただ頭に浮かんだことを話すのは賢い選択ではない。
しかし残念ながら、ほとんどのソーシャルメディアにおける企業の対応は、準備不十分のまま行われているのが現状だ。

チャンスをみすみす逃しているようなものだ。もったいない。

動きの速いソーシャルメディアの中で埋没しないためには、周到な準備が重要だ。そこでは膨大な情報交換と会話が交わされている。目移りするようなコンテンツに溢れており、人々の注目は一瞬で逃げてしまう。
そのため、どのようなコンテンツが今人々の注目を集めているのかを十分調べる必要がある。

あなたの競争相手は、あなたと同じ商品を扱う営業マンではない。注目を集めたいすべての人、ブランド、スモールビジネス、巨大テクノロジー企業、政治家、セレブリティが相手なのだ。
これがコンテンツ戦略を正しく実行するためには周到な準備が必要な理由であり、ソーシャルメディア戦略の前に有益なコンテンツを必要とする理由である。



Twitterのフォロワーを買える?Twitterのフォロワーキャンペーンとは
ビジネスを成功に導くソーシャルメディア活用の6つの鍵
ソーシャルメディア向けコンテンツの選び方
ソーシャルメディア戦略より、まずすべきはコンテンツ戦略

チームで作り出すコンテンツ戦略の6ステップ

チームすべての人がコンテンツ作成に関わっているか?
チーム全体で作るコンテンツが重要であると説くコラムリストのAlison Zeringue氏が、チームで作るコンテンツ戦略の6ステップを紹介する。

ステップ1:オーディエンスとゴールを明確にする
まずは、あなたのコンテンツを誰に届けたいのか、ゴールはどこに設定するのかを考えてみよう。この作業を経ることで、その後のステップで広告の予算やターゲットのオプションを選ぶ時に役に立つだろう。

コンテンツを書く時は、長文フォームやソーシャルメディアのポストに関わらず、ライターはオーディエンスの情報をできるかぎり知っておいたほうが良い。まずオーディエンスのセグメントを調べ、さらに心理的な側面まで知ることができれば完璧だ。オーディエンスの詳細な興味などの情報をチーム内で共有することで、よりクリエイティブなコンテンツ作成が可能になる。

ステップ2:コンテンツカレンダーとスケジュールを作成する
多かれ少なかれ、形式を利用してコンテンツを作る人は多い。コンテンツカレンダーとスケジュールだけが利用価値の高いツールではないが、コンテンツのバランスとコントロールを保つために重要なフォーマットである。特に複数のオーディエンスセグメントを持つ場合は有効である。コンテンツカレンダーのテンプレートはGoogleで検索すれば容易に入手できるので、改めて作成する必要がないのもおすすめできるポイントだ。

ステップ3:社員全員をコンテンツの一部に取り入れる
社員全員にコンテンツの作成に加わってもらおう。ブログの記事を書いたり、ソーシャルメディアの素材を提供したりするなど、社員全員がなにかしらの役割を担うことができる。私の経験では、全社員の3〜4割はブログのライティング作業などのコンテンツ戦略に参加することを喜んで引き受けてくれる。

ステップ4:クリエイティブなチーム作りをする
私たちのやり方では、社員たちのパーソナリティを多少なりともコンテンツに取り入れ、オーディエンスのセグメントに沿った形をキープしながら、ライターに自由な発想で書いてもらっている。

例えば、One Directionのファンの女性社員がいるとする。彼女の興味を反映したOne DirectionのTwitterハッシュタグを作っても構わないだろう。それが、ターゲットオーディエンスに価値を提供するものであれば。

このようにある程度の自由を与えることで、社員たちのクリエイティブさが発揮される。

ステップ5:エンゲージにつながるコンテンツを作成した社員には報酬を
モチベーションを高めるために、エンゲージにつながる有益なコンテンツを作成した社員には報酬を与えよう。私たちの会社では毎月、サイトのブログの人気トップ5に入る社員ライターにギフトカードを送っている。

ステップ6:チェックとアジャストを行う
コンテンツ戦略に対しては、常にチェックとアジャストが必要だ。コンテンツカレンダーと戦略を立案する際に、どの間隔でカレンダーやコンテンツの質を評価するのかを決めてしまっても良いだろう。その時にゴールと方向性にズレが発生している場合に、アジャストが必要になる。

中小ビジネスのオーナーにとって、大量のコンテンツを扱うのは大変な労力を必要とし、怖じ気づくかもしれない。そのため、全社員がコンテンツ戦略に対応する必要性が出てくるのだ。

メディアが乱立するコンテンツの戦国時代に入っている。少ないリソースの中、どれだけ社員の協力を得られるかが重要な成功の鍵となる。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたのおすすめ記事

コンテンツマーケティングのおすすめ記事