Facebookがブランドコンテンツの制限を緩和

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Facebookは、パブリッシャーや認証済みページがブランドコンテンツを無料で配信できるようにするルール変更を発表した。しかし、ブランドコンテンツのラベル表示システムがFTC(連邦取引委員会)の規約に準拠しているかについては明らかになっていない。

広告主は通常、パブリッシャーやソーシャルメディアの有名人に有償でブランドコンテンツの作成を依頼している。Facebookは広告主にとって、多くの人の目に広告を届ける最適なメディアとなっている。しかしこれまでは、Facebookの許可なしに、ブランドコンテンツをオーガニックページとして表示させることはできなかった。

Fecebookはブランドコンテンツの扱いに対するルール変更を発表した。認証ページを持つパブリッシャーやブランド、セレブが、投稿記事、動画、写真、リンクなどスポンサー付きのコンテンツをFacebookの許可なしに配信できるようになるという。

この動きはブランドコンテンツを作成するパブリッシャーやクリエーターにとって、大きなチャンスの扉を開くことになる。Facebookの利用者は一日で約10億人。Facebookに広告費を負担することなく、10億人の目にブランドを売り込める可能性が生まれるのだ。

もちろんパブリッシャーのブランドコンテンツの投稿は、他のオーガニックコンテンツと同じようにニュースフィードに表示されるようになる。そしてユーザーがブランドコンテンツにエンゲージするケースも出てくるだろう。しかし、広告色の強いオーガニックリーチのコンテンツがシャットダウンされた過去もある。

ブランドコンテンツとオーガニックコンテンツを明確に分けるため、ブランドコンテンツには“[パブリッシャー]with[ブランド]”のタグ付けが必要になる。タグによりブランドコンテンツであることが分かれば、パブリッシャーは広告コンテンツとしてシェアやプロモーションを拡散することもできるだろう。

このタグ付けルールが、ブランドコンテンツのラベリングを義務化しているFTC(連邦取引委員会)の規約に準拠しているかについては不明確なままだ。FTCの表示に関するガイドラインには曖昧な点もある。例えば2015年12月の発表では、“Presented by [ブランド]”や“Brought to You by [ブランド]”という文言が、ブランド自身が作成していないコンテンツに明記されていれば十分である、としている。今回のFacebookのルール変更に対するFTCの明確な意見は表明されていない。

アップデート:FTCはFacebookのブランドコンテンツのタグ付けに対し、特に注文を付けることはしないと発表した。FTCの広報は声明の中で、「すべてのプロモーション的要素を持つメッセージは、広告と明確に分かるようにしなければならない」としている。
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