Instagramがフィード表示のアルゴリズムの変更 を発表

ソーシャルメディア

Instagramがフィード表示のアルゴリズムを変更すると発表したことで、多くの心配の声が聞こえる。しかし、それはどれほど深刻な問題なのか。そこで、ベテランマーケッター3人に意見を聞いてみた。

「変化は必然である。自動販売機以外は」と言ったという。デジタルマーケティングに身を置く者としては、そのことを理解しているはずである。あるプラットフォームに慣れてしまい、熟練の域に達したら変化し、また適応する。テクノロジーとはその繰り返しである。ではなぜ、私たちはInstagramのアルゴリズムの変化を恐れているのか?

まず事実として、Instagramのユーザーは数百のアカウントをフォローするのが一般的であり、フォローするアカウントが多ければ多いほど、Instagramの体験が貧しい物になっている。Instagramの発表によると、ユーザーはフィードの約7割を見逃しているという。その状況を改善するために、今回のアルゴリズムの変更を決断したようだ。これまでは新しい投稿から表示されていたものを、アルゴリズムの変更によりユーザーと関連性の高いものから表示されるようになるという。そうすることで、より興味があると考えられる投稿から優先的に表示されるので、ユーザーの利便性が高まるとしている。

Facebookの系列であるInstagramのユーザーは4億人を超える。既にアルゴリズムによる運用をしているFacebookがソーシャルネットワークを主導している状況からみても、アルゴリズムによるフィルターを通したフィードが受け入れられていることが分かる。また、Instagramのエンゲージメント率は2015年、前年よりダウンしているのだ。

「私はソーシャルネットワークで多くの人をフォローしている。それが、アルゴリズムによるフィード管理を支持する理由である。InstagramはTwitterほど雑然としていないが、ノイジーであることは間違いない。」とSearch InfluenceのCEOのWill Scott氏は賛成意見を持つ。

「フィードのアルゴリズム化に対する議論は時代遅れだ。既にプラットフォームは窮屈になっており、友達リストは巨大になりノイジーな状況だ。すべての人をフォローできなくなるというデメリットはあるが、それは以前も同じこと。それより興味のある投稿から閲覧出来るのは最大のメリットである」

「ブランドにとっては大きなインパクトになるだろう。しかし私たちが長年訴え続けてきたように、よりユーザーにとって有益なコンテンツを発信することで、これまで通りエンゲージを獲得できるだろう」とAvalaunch MediaのMatt Siltala代表は述べる。

アルゴリズム化に対する一部ユーザーの反対意見もあるが、大部分のユーザーや専門家からは、概ね当然の流れとして受け入れられているようだ。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたのおすすめ記事

ソーシャルメディアのおすすめ記事